ハラスメントがおきない職場のつくり方 ケアリング・ワークプレイス入門
- 大和書房 (2023年10月21日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784479797944
作品紹介・あらすじ
「またパワハラ?」「今度はあの人が?」――5人に1人が「ハラスメントのある職場」で働いている現代。
加害者が異動して解決、と思ったらまた別の加害者が……なんてことも珍しくありません。
鍵となるのは、加害者を排除せずに始める組織全体の「ケア」でした。
本書の特色
・加害者への具体的な声かけ、指導がわかる
・ボトムアップ/トップダウンで会社の制度や文化を改善できる
・綺麗事ではない「ケアリング・ワークプレイス」のビジネス的なメリットがわかる
誰も責めず、病まず、辞めずに職場が変わる!
みんなの感想まとめ
職場のハラスメント問題に対する新たな視点を提供する本書は、加害者を排除するのではなく、組織全体での「ケア」を重視しています。多くの人が自らの「正義」に基づいて行動していることを理解することで、ハラスメ...
感想・レビュー・書評
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わかってはいたけれど、悪意を持ってハラスメントを行っている人は、少ない。みなそれぞれの「正義」を旗印にそれを行っている。足りないのは想像力を持つ余裕か。能登の震災におけるSNS上の罵り合いにもそういうところは見てとれる。みな、自分の正義が唯一無二だと思って、人を見下しているのだろう。そういう固定観念を取り払い、風通しの良い社会を築くにはどうしたらいいのだろうか?少しでも多くの人に、この問題意識を共有したい。
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個々人のニーズをケアすることが組織づくりにおいて大事である、という話だったが、つまりは、全人格的に人が健康に働きがいを持っていられる職場とはどういうものか、ということを特に人事制度や組織論の観点から丁寧に開設してくれている。時々読み返したいなと思う。
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具体的な組織における実行ステップも記載されていて、実用性の高い本でした。
この手の課題に直面した時に、最後は「人は変われる」を信じられるかだと私は思っているけど、作者は「変われる派」の方だった。
私は改宗して「変われない派」になってしまったのだけれど、この本に書いてあることを組織的にしっかり実践できれば、確かに「変われる」余地は残っているのかもしれない。
なかなか実践するのは難しいけどね。希望ある本でした。ありがとうございました!
2025年5月4日 -
誰もが経験のあるようなグレーゾーンの加害を、個人ベースではなく、組織の構造単位で変え、ケアリングワークスペースを作っていく方法論が書いてある。
大量の新卒がいた買い手市場の時代では、若者を叩いて叩いて生き残ったものだけがその存在を許された。その時代を見たものからすると想像もつかなかった考え方で、時代の変化を感じとても勉強になった。
また職場だけでなく、家庭などでも参考になる考え方だと思う。ケアの欠如が加害の本質という言葉が印象に残った。 -
ハラスメントが起きにくい職場「ケアリング・ワークプレイス」のつくり方の本である。ハラスメント対策として法整備はされているが、グレーゾーンへの対応が重要で、そのためにはケアに満ちた組織づくりのために個人と組織ができることを提起されている。またケアと人間関係の原理を分かりやすく説明した上で実践を説いている。最後に「加害者」臨床ではないが、「加害者」も包摂する方策、組織つくりを提起している。曖昧で難しい概念を具体的に落とし込み、ケアに満ちた職場作りには入門書として最適である。本書を読んだうえで巻末の参考文献を読めば、さらに応用が利くものと思われた。
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ケアリング・ワークプレイスという考え方、ケアの考え方を職場や家庭に広げて捉えようというもので、医療や福祉、教育によく使われるケアの概念をそんなところにまで活用するんだと新鮮でした。ケア自体は馴染みのあるものなので、内容は分かりやすかったです。実行できるかどうかは、理解者がどれだけ増やせるかに掛かっていると思います。
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