文学と悪 (筑摩叢書 364)

  • 筑摩書房 (1992年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480013644

作品紹介・あらすじ

本書は、エミリ・ブロンテ、ボードレール、ミシュレ、ウィリアム・ブレイク、サド、プルースト、カフカ、ジュネという八人の作家を論じながら、文学と悪の関係をめぐって、バタイユが自分の根本理念を展開してみせたものである。

みんなの感想まとめ

文学と悪の関係を探求する本書は、エミリ・ブロンテやカフカなど、八人の作家を通じて深い思想を展開しています。バタイユの作品としては比較的読みやすく、文学に興味がある方には特にお勧めです。著者の思想を理解...

感想・レビュー・書評

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  • この本は8人の作家に関する評論で、それぞれ読んだことがなくてもある程度の理解はできるのと、バタイユの翻訳としては比較的読みやすい方。
    過剰な形、悪の極限の形態が論じられていきます。
    文学に興味のある方にはお勧めします。

    大分県立芸術文化短期大学:
    美術科(メディアデザイン) 教員 於保政昭

  • バタイユの至高性、悪について、思想的な輪郭を得ることのできた一冊。『バタイユ入門』の著者が〈あとがき〉でまず薦めていたから読んでみたのだが、やはり初心者には難解である。これでも全著作のなかでは、論理的でわかりやすいほうなのであろうが。内容はタイトルどおり、一応文学を素材にしているのだが、とりあげられた文学を読んだことのない身にとれば、隔靴掻痒で消化不良な部分も少なくない。行きつ戻りつして時間をかけ、ようやく言わんとすることが掴めた思いがする。最後に吉本隆明の精確な〈解説〉によって、バタイユの核心に近づく助けが得られた。ただ本書だけでは不完全な理解のままなので、次には、バタイユが自分の思想をストレートに表現したものに挑戦するのが順当であろうか。

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著者プロフィール

1987-1962。フランスの思想家、作家。世紀を超えて今も各分野に影響を与え続けている。『エロティシズム』『眼球譚』など著作多数。

「2022年 『内的体験 無神学大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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