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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480015440
みんなの感想まとめ
自己の起源や存在について深く考察した作品は、現代社会の不安感や自己の形成に関する多様な視点を提供します。読者は、自己が事故的に生まれたという考え方や、歴史と記憶の関係、さらにニヒリズムや暴力に対する鋭...
感想・レビュー・書評
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7月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003061715詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分にはたどりつけない起源としての"あるもの"=リアル、この形をキーワードにさまざまな論点を分析し、現代思想を概観。
記号が与えられることによって経験不可能になるさまざまな経験、まなざしによる「見える」からの「見る」の成立、呼びかけによる言葉の成立、法の設立のために殺された父とピュシスとしての母、全ての流出源となる神や王の殺害によるニヒリズム、などなど。
事後的にもたらされる自律 人になるかならないか、の後に、自分の選択したこととして位置づけられるようになる 典型的には肛門期とトイレのルール それが青年期にも また、それによって事後的に起源が生まれる
記憶=歴史 それ以前の、神話
ふと意識が戻る、そういったことの反復の中で起源がつくりだされる
ノモス=最も始原的な法には触れることができず、触れるとそれは狂気になる
起源では経験的な次元にあるものが我々を脅かす=トラウマ
起源的暴力にも勝るような暴力としての神的暴力
今まではリアルなものに触発され、象徴によって自らを主体化していた いまや主体化が成立せず、象徴を自分勝手に使い倒しながらリアルなものに怯える
後半のメランコリー、スキゾフレニア、さまよえる自己の章が圧倒的。さすがに本職だけある。また読み返して理解を固めたいものだが、反論できるほど、批判的に読めるほどの力はまだ備わってないような。捲土重来を期す。
テーマの一貫性も素敵。いい本だった。
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