プライドの社会学

  • 筑摩書房 (2013年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480015716

みんなの感想まとめ

「プライド」をテーマに、自己や家族、地域、階級、容姿、学歴、教養、宗教、職業、国家といった多様な側面から深く掘り下げる本書は、文学作品や映画を引用しながら、複雑な社会の中での個人の位置づけを考察してい...

感想・レビュー・書評

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  • 社会学ではなく程度の低いエッセイである

  • 社会

  •  社会学者の著者が,「プライド」をテーマに,自己,家族,地域,階級,容姿,学歴,教養,宗教,職業,国家の10の側面から,文学作品や映画を引用しながら論じる。
     話がすぐ脱線して,また本筋に戻る,という文章が多く,最初は少しイライラしたが,慣れてしまえば,それがこの人の味なんだろうと思えてかえって親しみを覚える。

  • 1.奥井智之『プライドの社会学 自己をデザインする夢』筑摩書房、読了。プライドとは、個人の資質に属しつつも社会的文脈で価値が評価されなければ機能しない。二重に拘束される評価体系を著者はプライド・システムと呼び、従来、心理学の研究対象とされたプライドを社会学的に分析するのが本書。

    2.奥井智之『プライドの社会学』筑摩書房。プライドを持って生きるとは対自関係のみでなく、自他関係の中でで生起する。理想の自己をデザインすることは二重に拘束されている。本書は、自己」「家族」「地域」「階級」「容姿」「学歴」「教養」「宗教」「職業」「国家」を切り口に厄介な夢に切り込む。

    3.奥井智之『プライドの社会学』筑摩書房。厄介なこととは「わたしたちは皆、プライドに取り憑かれて生きている」。プライドを共有する文脈へのレースは、時として、外在集団に対する排他性を招来する。オースティンの名著の即すれば、高慢(プライド)は両義的意義を持つ。対自認識の生成は課題だろう

    4.奥井智之『プライドの社会学』筑摩書房。その人から一人歩きし出すのが「自己をデザインする夢」かも知れない。調停機関としての機能した「国家」に期待することは望み薄だろう。本書は哲学・文芸の古典から黒澤明の名著まで、膨大な素材を取りあげ、根拠を求めてさまようプライドを論じる好著。

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著者プロフィール

亜細亜大学経済学部教授

「2021年 『宗教社会学 神,それは社会である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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