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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480015983
みんなの感想まとめ
躁病
うつ病相互作用
孤立感
...他7件
本書は、神経症に関する哲学的な視点と著者の臨床経験を融合させた内容で、躁病とうつ病の相互作用を深く掘り下げています。特に、孤立や生リズム障害がうつ病や躁病の発症にどのように寄与するかを明らかにし、症状...
感想・レビュー・書評
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まず第一に、うつ病も躁病とともに、「孤立」と「生リズム障害(不眠)」にはじまる。第二に、うつ病では、関係・価値の「喪失」幻想による「空虚」のさ中から、その回復を求めての絶えざる「手遅れ的焦燥」が、ないしは絶望の挙句の「深淵への墜落」が、無限の連鎖をなす。他方、躁病では、関係・価値の「獲得」幻想による「悲壮な多幸」から、その獲得実現にむけての絶えざる「先取り的焦燥」が、ないしは歓喜の挙句の「天空への飛翔」がやはり無限の連鎖をなす。そして第三に、この連鎖は悪循環をなし、さらなる生の「疲弊・興奮」を呼び、それにより事態はさらに悪化し、躁うつ病像が拡大再生産されてゆく。(『躁と鬱』森山公夫)
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