〈日本的なもの〉とは何か ジャポニスムからクール・ジャパンへ (筑摩選書)

  • 筑摩書房 (2015年8月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784480016218

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  • 十九世紀末の浮世絵や陶磁器から近年の絵画や建築、アニメーション、ファッションまで、日本を見つめる外国人のオリエンタリズムを背景にした眼差しが「日本趣味」を“発見”し、その刺激によって国民に“ジャパネスク”が喚起されてゆくというメカニズムが、日本近代の文化表象の著しい特色となった。“日本的なるもの”の核心はいまどこにあるのか。“日本的”とは、いま何を意味するのか。“日本”を象徴するさまざまな“作品”の成り立ちをたどりながら、こうした問いへの答えを探る。
    http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016218/

    【目次】
    第1章 “日本”をあこがれる
    ジャポニスムのまなざし
    ある裸体画のモデル――山本芳翠とジュディット・ゴーティエ
    “蝶々夫人”を探して―プッチーニと「誤解」の循環
    “伝平重盛像”はだれか――マルローが育んだ“神話”

    第2章 “日本”が立ち上がる
    つくられる「伝統」呼び出される「祖国」
    迷宮としての五浦六角堂――岡倉天心の隠れ家
    一九四〇年の詩と真実――山田耕筰と北原白秋の永訣
    “富士”というトポス――横山大観と国民のまなざし

    第3章 見つめられる“日本”
    天皇を頂く国――異文化とのはざまで
    モンパルナスの光と影――「寵児」フジタの陰を生きた画家
    天正遣欧少年使節と南蛮絵画――蒐集家・池長孟の戦中戦後
    米国大使館の昭和天皇――フェイレイスとファラーズの眼

    第4章 建築意匠のなかの“日本”
    “風景”が語りかけるもの
    東京駅と日本橋――辰野金吾と妻木頼黄のたたかい
    ふたつの「鹿鳴館」――三島由紀夫と「空っぽな戦後」
    東京五輪と“太陽の塔”――丹下健三と岡本太郎の「対決」

  • あれっ、どこかで拝見したことのあるお名前だと思ったら、なんということでしょう、『パトリ“祖国”の方へ 一九七〇年の“日本発見” 』(ウエッジ、2013年)も本棚の隅で埃をかぶっている状態でした。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1946年、東京生まれ。1969年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業、日本経済新聞社入社。社会部記者、同部次長、文化部長等を経て編集委員兼論説委員。2007年の退社後は獨協大学、白百合女子大学、文化学園大学でメディア、文化、情報社会等を教える。著書に『魯迅の日本 漱石のイギリス』『絵筆のナショナリズム フジタと大観の〈戦争〉』『パトリ〈祖国〉の方へ 一九七〇年の〈日本発見〉』『〈日本的なもの〉とは何か ジャポニスムからクールジャパンへ』等。

「2020年 『絵画の運命 美しきもの見し人は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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