生きづらさからの脱却: アドラーに学ぶ (筑摩選書)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016256

感想・レビュー・書評

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  • 人生の生き方の方法「アドラー心理学」について書かれている本。
    人生は自分が思ったようにはいかないが、それでも生き抜かなければいけないことを改めて強く感じられた。
    それを乗り越えるからこそ、また新しい自分が生まれてくるのだと。悩んでいる事がちっぽけに感じた。
    筆者の思いがとても込められていて、今の自分の生き方を見直すきっかけになるような本である。色々な事が書かれているからこそ、得るものが多いのではないのかなと思う。

  • 発達障害と診断を受けこれからどう生きていけばいいか情報収集している中で見つけた一冊。
    読めば読むほど、今までの自分の価値観・既成概念・思い込みが崩れ去っていく。
    今まで上手くいかないことを育った環境のせいにしていたことに気づいた。また環境や自分の特性のせいで将来を悲観していた私に「ライフスタイルは選ぶことができる」と教えてくれた。

  • 大ベストセラーとなった「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」でアドラー心理学に触れ、興味と共感を抱く中で手に取った一冊。

    2冊の「勇気」は、教授と若者の対話という形式だった。
    アドラー心理学の入門書としてとても読みやすく、没入しやすい良書と感じた反面、アドラー心理学の真髄には至っていないんだろうなと感じた。

    そして本書を読むことでその感覚が正しかったと確信した。

    「勇気」2冊と比べると根気のいる内容だが、それでもアドラー心理学の一端を垣間見るといったところだろう。

    「人生の悩みは対人関係の悩みであるす」

    本書をもう一度しっかり読み込んで内容を咀嚼しつつ、さらにアドラー心理学への理解を深めていきたいと思う。

  • アドラーやギリシア哲学、三木清等の哲人の言葉から人生に対峙することを学ぶ。

  • アドラー心理学について数多くの入門書・解説書を執筆している著者が、人生を生きづらいと感じている読者に向けて語った本です。

    神経症的ライフスタイルとコンプレックスに関するアドラーの説が、数多くのわかりやすい例をあげて解き明かされているので、アドラー心理学の解説書として読むこともできます。とはいえ、本書は単なる解説書ではありません。人生の中で立ちすくんでしまい身動きがとれなくなってしまっている読者が、みずからの立っている場所を確認し、一歩を踏み出すための勇気を与えてくれるような本だと思います。

  • 心理

  • 引用
    ・悩んでいる限り、決めなくていいから悩むのである。悩むことで課題に直面することを延期しているわけである。
    ・思うような成果を出せないと思い、自分で自分に制限を課し、必要な努力をしやうとしないだけである。そして、もっともっと頑張っていたらできたのにという可能性を残す。
    ・親は本来子どもが決めなければならないことを子どもに代わって決めることで子どもを支配しようとする。
    ・他人に評価されることを怖れる必要はない。相手の評価より大切なのは、自分が今しようとしていることに対して自分自身が「YES」といえるかどうかなのである。
    ・真剣に生きることは深刻に生きることではない。真剣でなければ人生を楽しむことはできない。ちょうどゲームはルールを守って真剣に取り組んでこそ楽しめるのとおなじである。しかし、ゲームに負けたからといって死ぬには及ばない。失敗すればやり直せばよい。生きることもゲームのように楽しんでいいのである。プラトンは、正しい生き方とは一種の遊びを楽しみながら生きることであるといっている。
    ・楽観主義者は困難を深刻に受け止めずそこから逃げることはない。深刻になることなく、困難な課題を前にしても真剣に立ち向かう。人生の困難に立ち向かうことはときに容易ではないが、初めから諦めることはない。

  • 改めて「嫌われる勇気」を読み終わった時を思い出させてくれた本

    他者がどう思うかは他者の課題。
    他者にどう思われるのか気にするのは自分の課題。

    それを思い出すと、とても気が楽になった!!

  • 嫌われる勇気,幸せになる勇気 どちらも もってまわった表現と 過激なフレーズにうんざりした.テレビのアドラー心理学もいまひとつだった.この本はストレートに書かれているので,とても読みやすい.量も適度で,論旨も明解である.こちらがおすすめである.

  • 何かがうまくいっていない時、そのことの原因を自分以外のものに求めることができれば楽になるだろう。しかし、アドラーはそう言わない。これからどうするか?だけが重要なのであって、今の問題がどこにあるかがわかれば、そして、これまでとは違った生き方を選ぶ勇気を持ちさえすれば、運命の主人になることができると言う。

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著者プロフィール

1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健氏と共著、ダイヤモンド社)、『老いる勇気』(PHP研究所)、『プラトン ソクラテスの弁明』(KADOKAWA)、『幸福の哲学』(講談社)、『よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)など多数。

「2019年 『「今、ここ」にある幸福』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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