生きづらさからの脱却: アドラーに学ぶ (筑摩選書 120)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016256

感想・レビュー・書評

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  • 自分がこれからどう生きるべきかという指針をくれる本。まさにこの本は宝の山。必ず悩みに対する明確な答えをくれる。

  • 読んでると辛くなることもあるが、自分の視野を広げるという意味では面白い本だった

  • 同僚から借りた本。アドラー心理学の格好の入門書!

  • 目から鱗でした。自分が一番苦しかったときに読んだら痛くて痛くて耐えられなかったかもしれないけど、元気になった今だから読めたし、生きづらいと感じてた自分からすっと抜け出せたような気がする。自分の内面や他人(ひと)に対する考え方が変わった。まだ変わっていない部分もあるけど、これから少しずつ変えていけると思う。岸見先生の優しいけど厳しい語り口だからこそ、きちんと読もう、この人の話を聞こうと思えた。

  • アドラー心理学の本
    自分の行動を顧みろって感じになる。

    性格とか、過去の経験を原因として、物事から避けているけど、本当は物事を避けたくて、性格や過去の経験を持ち出しているだけである。
    「ライフスタイル」=統一され結晶化された行動のパターン、問題や課題へのアプローチのスタイルは自ら選び取れるものであって、それを主体的に選んでいくべきである。

    正直、個人的には内冗長と感じられるところが多いので「嫌われる勇気」の本を読めば、いいかな、と思う。
    そっちの方が対話形式で圧倒的に分かりやすいし、この本で伝えたいことも同じだと思うので。

    逆に嫌われる勇気とちょっと違うのは、少しこの本の方が、辛辣かな、、と。
    神経症患者に対して、本当はお前自己中心的で迷惑かけてんだぞ、という文も。
    (勿論、本当にやばい人にはフォローを入れてるが)
    他の本や哲学者からの引用が多いので、補強しているのでしょうね。

    他者を「敵」ではなく「仲間」とみなして「与える」「貢献」する。そうすることで貢献感を得られます
    って言って、そりゃそうなんだけど、実際仕事になるとめちゃめちゃ難しいと思う、、

    利害が対立するわけで、あちらを立てればこちらがたたずで、、

  • 日本のアドラー心理学研究の第一人者による著作。他人を変えようとするのではなく、自己をよく認識して行動を変えていくこと。

    内容の難点は、アドラーの言葉と著者の論説が区別しにくいことかな。

  • 心理

  • 発達障害と診断を受けこれからどう生きていけばいいか情報収集している中で見つけた一冊。
    読めば読むほど、今までの自分の価値観・既成概念・思い込みが崩れ去っていく。
    今まで上手くいかないことを育った環境のせいにしていたことに気づいた。また環境や自分の特性のせいで将来を悲観していた私に「ライフスタイルは選ぶことができる」と教えてくれた。

  • 大ベストセラーとなった「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」でアドラー心理学に触れ、興味と共感を抱く中で手に取った一冊。

    2冊の「勇気」は、教授と若者の対話という形式だった。
    アドラー心理学の入門書としてとても読みやすく、没入しやすい良書と感じた反面、アドラー心理学の真髄には至っていないんだろうなと感じた。

    そして本書を読むことでその感覚が正しかったと確信した。

    「勇気」2冊と比べると根気のいる内容だが、それでもアドラー心理学の一端を垣間見るといったところだろう。

    「人生の悩みは対人関係の悩みであるす」

    本書をもう一度しっかり読み込んで内容を咀嚼しつつ、さらにアドラー心理学への理解を深めていきたいと思う。

  • アドラーやギリシア哲学、三木清等の哲人の言葉から人生に対峙することを学ぶ。

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著者プロフィール

1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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