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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784480016287
みんなの感想まとめ
大乗経典の成立に関する深い洞察が展開されており、特にブッダの死後の仏教の変遷や、伝統仏教との思想的対立が詳しく描かれています。著者は、初期経典と大乗経典の違いや、大乗仏教の成立過程に焦点を当て、仏伝が...
感想・レビュー・書評
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趣旨:大乗経典創作の"ネタ"(着想/記述の大枠)は「仏伝だ!!
→大乗経典は、ブッダ滅後300年以上経過してから、仏伝に準拠して作られたのではないか(例:法華経)
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ブッダ「が」語る言葉を伝承する系統→伝統仏教
ブッダ「を」語る言葉を伝承する系統→大乗仏教
└ジャータカ(本生譚)
└アヴァダーナ(業報譬喩物語)
└その他
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仏滅→根本分裂〈上座部・大衆部〉→枝末分裂〈二十部派〉
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歴史「を」作ったブッダ
歴史「が」作ったブッダ=仏伝 ※歴史=部派
・大乗経典成立にかかわる要素
「口伝」から「書写」への移行
正法滅尽への危機意識(cf.日本における「末法元年」は1052年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
固有名詞と一般名詞の仏陀と菩薩。個人崇拝と宗教の普遍化。仏伝の再解釈というメインのモチーフは、深くは肯定できない。そこまでの説得力は本書にはない。しかし、大乗仏教の成立の起源に迫ろうとする問題意識は大変に興味深い。あとがきは興醒め。
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