刑罰はどのように決まるか 市民感覚との乖離、不公平の原因 (筑摩選書)
- 筑摩書房 (2016年1月13日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784480016300
作品紹介・あらすじ
市民感覚を取り入れた裁判員判決と職業裁判官の判断の溝はなぜ生じるか。歪んだ刑罰システムの真相に、元裁判官が迫る!
感想・レビュー・書評
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非常に面白かった。
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著者は元裁判官だが、警察が把握した「事件」のうち検察に回るのは一部だし、さらに検察が起訴して刑事事件となるのもその一部、そして裁判で刑務所行きになるのはもうほんの一部、という説明において、所謂犯人と目される人(容疑者)を指して普通に「犯罪者」と書いているのが衝撃的だった。そういうセンスで裁判に臨んでいたのだろうか?論旨はわかるにしても、最初に断り書きが欲しいものだ。無罪の推定の大原則はどうなった?
人類の歴史、裁判の歴史、法制史において、身体刑主流の時代が長く、自由刑中心になったのはほんの近代以降であり、但し切り替えは劇的に短期間に行われたという指摘はなるほどと思った。 -
文章の構成がグチャグチャ
点在している知識をなんとか読み取れはしたが、一貫して主張したい本質が何かを掴み取りづらかった
筆者を含め「知っている」人が了解を得て終わるような本 -
裁判への市民参加は名ばかりで、裁判官の相場観、主観で量刑されていることが分かった。
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一般向けに書いたとのことだが、アリストテレスなどその辺の話が当然至極に出てくるので、だらだらと気楽には読めない。法学部的には基本法コンメやジュリストを読めればなんなく読める文章。全体的に「まず知っておいて欲しいことを書いた」とのことで、最後のページまで「序章」感。満足感がなく、しかし思考ポイントは数個増える感じ。
一読の価値あり。
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