中華帝国のジレンマ: 礼的思想と法的秩序 (筑摩選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016355

感想・レビュー・書評

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  • 「中国を相手にする企業・政府は、彼らの無法で無礼な振る舞いにたびたび困惑させられる。(中略)われわれは中国人の言動をどう理解すればよいのか。(中略)その過程を追い、中華思想の根本原理を問い直す」
    表紙裏のこの共感する説明(中国留学時も感じた)を読んで図書館から借りた。
    「交差する礼的秩序と法的秩序」のなか、中国における法治の限界とわれわれ日本人が感じる違和感のわけを理解した。

  • 中国古来の礼と法の考え方を、様々な儒家の言葉を用いて解説し、日本人が感じる中国への思想の違和感を考察したものである。違和感の部分を詳細に、というよりは先人の礼への姿勢を多く分析することに重きを置いている。(その分析こそが一番違和感を知るために筆者が大切であると考えているのであろう)中国思想入門書のような気の持ちようで読むと良いだろう。

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著者プロフィール

京都大学人文科学研究所教授

「2016年 『漢唐法制史研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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