イスラームの論理 (筑摩選書)

  • 筑摩書房 (2016年5月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784480016379

みんなの感想まとめ

一神教の論理とその思想について深く探求する内容が特徴です。特に、偶像崇拝の概念が自己の欲望の投影であるという考え方や、利子の本質が実態のない欲望の肥大化であるという視点が印象的です。これにより、金銭の...

感想・レビュー・書評

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  • ・偶像崇拝とは、自己の欲望の投影である。欲望を神に祭り上げてそれに仕える我執の虜に過ぎない、という考え方。
    ・利子とは、本来実態のない欲望の肥大化であり、ある意味で偶像崇拝であり、非健全。
    本来、お金を使って得られた豊かさに価値があるのであって、金自体に価値はないが、実体のない金が独り歩きするのは危険な状態。
    ・20世紀初頭に独立を保っていたのは、サウジ、イラン、トルコのみ。

  • イスラームの世界の解説だが,難しい.第2章の「日本とイスラーム」が良かった.明治時代は今以上にイスラームに対する理解度が高かったのは意外だった.第3章以下はあまり理解できなかった.ユダヤ教,キリスト教より後に成立した宗教なので,より洗練された形を持っていることは,おぼろげに分かったが,それ以上はかなり難しいと感じた.

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著者プロフィール

(なかた・こう)
1960年生まれ。1984年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1992年、カイロ大学大学院文学部哲学科博士課程修了(博士号取得)。1992年、在サウディアラビア日本国大使館専門調査員。1995年、山口大学教育学部助教授。2003年、同志社大学神学部教授。元イブン・ハルドゥーン大学客員教授。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得。主要著書に『イスラームの論理』(筑摩書房、2016 年)、『帝国の復興と啓蒙の未来』(太田出版、2017年)、『宗教地政学から読み解くロシア原論』(イースト・プレス、2022年)、『どうせ死ぬ この世は遊び 人は皆』(実業之日本社、2023年)、『イスラームから見た西洋哲学』(河出書房新社、2024年)ほか多数。内田樹・山本直輝との共著書に『一神教と帝国』(集英社、2023年)。監修に『日亜対訳クルアーン』(作品社、2014年)。また、ライトノベルにも挑戦しており、作品に『俺の妹がカリフなわけがない!』(晶文社、2020年)がある。

「2026年 『法論 法の一般理論をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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