楽しい縮小社会 「小さな日本」でいいじゃないか (筑摩選書)

  • 筑摩書房 (2017年6月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784480016515

みんなの感想まとめ

「縮小社会」というテーマを通じて、現代日本のさまざまな問題に光を当てる一冊です。著者は、エネルギー、社会保障、人口問題、五輪開催といった多岐にわたるテーマを取り上げ、読者に新たな視点を提供します。特に...

感想・レビュー・書評

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  • 森まゆみさんのことは注目していたけれど、この本で初めて松久先生のことは知った。「縮小社会」を想像するヒントはもらえた。さらに具体的に実現に移していくためにはどうしたらよいのだろう?

  • 中島岳志との共著の「帝都の事件を歩く」以来久しぶりの森まゆみ。今回は京大の工学部の先生だった人との対談で、森まゆみの交流人脈の広さに感心します。鴎外にしても一葉にしても谷根千の隣人としての興味から街を歩き著作に成していく彼女は、まさに行動の人。その行動が「縮小社会」というポスト資本主義的なところまで至っていたのですね。でも言っていること、やっていることは一貫していました。彼女の好きな漱石の言葉「菫程の小さき人に生まれたし」みたいにポスト2020の日本は「小さき国」を実現できるのかな?全然関係ないけど、国立歴史民俗博物館でやっている「1968展」で噴出していた「無数の声」を今、継承しているのは森まゆみなのではないか、と突然思いました。

  • いやあ~
    何気にペラペラめくって
    拾い読みしてたら面白くって
    どんどん読み進んじゃったよ

    稲垣えみ子の本を読んでたから
    「第五章 私流暮らしの流儀
    -とくに三.一一のあと」とか
    面白かった
    ----------------
    P107
    なにごとによらず
    借りた方が買うより
    安上がりだと思う。
    車のみならず
    ものを買う前に、
    これは誰かから借りられないかな
    と考えてしまう

    P207
    「ガラクタを片付けているうちに
    一番のガラクタは夫だと
    気づいた女性が多い」

    P232
    ほとんどの人は
    縮小の大切さを実感しているが
    国や企業が、経済成長がないと
    やっていけないと必死に暗示を
    かけているのではないかと思う。
    つまり、縮小はいいことだという
    常識をもっと広め、
    人々の暗示を解くだけでいい

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著者プロフィール

1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(以上、ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)、『谷根千のイロハ』『聖子』『聞き書き・関東大震災』(以上、亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。近著に『じょっぱりの人――羽仁もと子とその時代』(婦人之友社)、『谷根千、ずーっとある店』(朝日新聞出版)などがある。

「2025年 『野に遺賢をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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