林彪事件と習近平 中国の権力闘争、その深層 (筑摩選書 0175)

  • 筑摩書房 (2019年5月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784480016829

作品紹介・あらすじ

世界を驚かせた林彪事件。毛沢東暗殺計画の発覚後、林彪は亡命を図るが、搭乗機は墜落。その真相に迫る。習近平の強権政治の深層をも浮かび上がらせた渾身作!

みんなの感想まとめ

林彪事件の真相に迫る本作は、ドキュメンタリー方式で描かれており、読みやすさが魅力です。著者は、林彪の墜落現場や当時の中国首脳部の混乱を生々しく伝え、事件の詳細を機密文書や関係者の回想録をもとに描写して...

感想・レビュー・書評

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  •  朝日の元中国総局長の本。2/3ほどは、基本的に機密ではない(多分)文書や関係者の回想録、インタビューから林彪事件を描く。林彪機離陸時や墜落現場の様子、また当時の中国首脳部の混乱と林彪死亡が伝わった時の安堵ぶりが生々しい。林彪が毛沢東暗殺を企てていた、墜落は不時着失敗、という中国の公式見解を覆すには至らないものの、未だ真相は謎というのが本書の見解。ただ著者は、林立果の暴走に林彪は巻き込まれただけ、との可能性も指摘している。
     残り1/3は現在の中国での林彪、毛沢東、文革の評価、そして習近平体制であり、多くの人のインタビューが出てくる。林彪の再評価が黙認されていたり。毛沢東を崇拝する左派学生たちには純粋すぎるが故の危うさも感じる。毛沢東崇拝を使った薄熙来事件も。現在の当局にとって毛沢東も文革も、全肯定も全否定もできないバランスの難しさを感じた。

  • ドキュメンタリー方式で書かれているため読みやすい

    ジェット機墜落地に実際に赴き、当時ジェット機の墜落音を聞いた人への取材や、林彪事件周辺に詳しい人への取材などが書かれている。
    林彪の娘の林豆豆への取材も試みたようですが丁重にお断りされたらしく、そこが残念だった。
    あと林彪の乗っていたジェット機にもブラックボックスがあったらしく当時のモンゴルの技術的に解読が不可能でソ連に渡した。
    ソ連はブラックボックスの中身を解読したそうだが中国との交渉材料として扱っているらしい。だか中国側はソ連とブラックボックスについて交渉する気は一切ないみたいだ。
    まあでも恐らく中国側に情報が渡っても我々一般人が知ることは到底不可能でしょうね。

  • ふむ

  • 東2法経図・6F開架:312.22A/F95r//K

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