ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.90
  • (1)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480016836

作品紹介・あらすじ

1945年から2019年までのベストセラー本をすべて紹介。小説、エッセイから実用書、人文書まで、著者と作品内容、出版事情などを叙述する壮大な日本文化史。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 知っている本がたくさん出てきて、懐かしく、楽しく、読めました。

    • こんこんさん
      ボリュームあるが読みやすかった。懐かしいタイトル、読みたかったが忘れていたタイトル、興味を持ったタイトルなど、多くの気付きがあった。気になる...
      ボリュームあるが読みやすかった。懐かしいタイトル、読みたかったが忘れていたタイトル、興味を持ったタイトルなど、多くの気付きがあった。気になるものは図書館に予約しました。
      2020/04/22
  • 書店で見かけて気にはなっていて、でもコスパ悪いなって思いながらスルーしてた作品。図書館で見つけたんで、これ幸いと借りてみた。選書でこのボリュームは、どうしてもちょっと抵抗を覚えてしまうけど、展開がパターン化されているので、実際にはそんなに重苦しく感じることはない。どころか、ベストセラーの持つ、ある種の”軽さ”のせいもあってか、流し読み的に読み進められてしまうところも。あくまでベストセラー紹介であって、賛歌ではないので、読み手としても、勧められて読みたくなる、みたいなことは起こらない。多少なり、そのあたりを期待していた身としては、肩透かしの感も。まあ一つの読み物として、ってことで。

  • 1945年から2018年までのベストセラーについて書かれた本。
    20世紀は毎年のトップ10までの本、21世紀は毎年のトップ20までの本が紹介されています。

    大作だと思いますが、これ、全部読む人は稀なのでは。
    自分は全部読みましたけど。

    正直言って、各年のランキングに目を通すだけで、その年の雰囲気をつかめますし、それで十分だと思います。

  • 時代の移り変わりをベストセラーを通してみる。必ずしも消費者の視点とは同じでない出版社の人のものの見方が何となくわかるのが面白い。

  • ビジネス書など特定のものはあったと思うが、ありそうでなかった本。過去のビジネスモデルを知るという意味で、出版に関わる人なら読んでおくといいと思う。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。淑徳大学人文学部表現学科教授。文学博士(千葉大学)。千葉大学人文学部人文学科卒業後、講談社出身の牧野武朗(『なかよし』『少年マガジン』『少女フレンド』創刊編集長)に編集を学び、中央公論社・中央公論新社などで37年にわたり編集者・編集長をつとめる。2017年から帝京大学文学部日本文化学科非常勤講師を兼任。20年3月、中央公論新社を定年退社し、同年4月より現職。また、思想誌『ひらく』の編集委員長を任じている。著書に『唐木順三』(ミネルヴァ書房)、『ベストセラー全史』近代篇・現代篇(筑摩選書)など。

「2020年 『日本マンガ全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤村修治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×