ワイド版 思考の整理学 (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
3.24
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本棚登録 : 61
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480017017

感想・レビュー・書評

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  • 外山氏の本は二冊目だが、自分の性格とは合わなかった。前の本がハズレだったのかと思い読んでみたけど、論旨展開の間のお小言みたいな情報が多過ぎて集中出来ない。何だろうこの世捨て人みたいな書きぶり。
    対象読者は、大学生かな?

    社会人が読む本ではない。

  • # 書評☆2 ワイド版 思考の整理学 | 昔の人の思考整理術

    ## 概要
    1983年に「ちくまセミナー1」として刊行され,1986年にちくま文庫として刊行されたもののワイド版となっている。

    元となった本が1980年代のものであり,昔の人の思考整理術が書かれている。

    著者が英文学者であり,いかにも文系的な内容となっている。つまり,文献の引用などはなく,著者が考えること,他の文献を読んで参考になったことなどが書かれている。

    けっこう一般的なことが書かれている。例えば,一度他のことを考えてみるとか,とにかく書き出してみるとか。

    記憶にとどまった内容をノートに記し,特に印象的だったものなどをさらにまとめていくことで,自分だけの思考整理ノートができる。こういう考え方はよかった。

    ただ,全体的に文体が偉そうな感じで,読んでいてあまり気分は良くなかった。

    ## 結論
    図書館での貸出が人気であり,人気の本なのだと期待していたのだが,期待はずれだった。

    昔であれば,このような本も貴重だったのかもしれない。しかし,今となっては別にそこまで目新しいことでもない。

    せめて,もう少し文献を引用するなど,科学的根拠に基づく内容を展開してほしかった。著者の思考整理術に終止しており,個人の方法論を出るものではなかった。

    パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/04/25/

  • さすがに30年前のおじさまが書いた本なのでコンピューターとか、メモの方法とか古い部分はあったけど、24世紀にも揺るがない原理原則を改めて学ばせてもらいました!
    グライダー人間をつくってはだめ、記憶はコンピュータに任せて、発想、知恵を人間がやるべき!って30年前のおじさまがわかってるのは凄い!

  • 今回、「ワイド版」を読みましたが、初版から30年経った今も、十分通用する内容でした。

    忘却は必要。
    忘れることに対する偏見を取り払う。

    何でもかんでも手に入れたくなる私に、響いたメッセージです。

    価値観にもとづいて忘れる。

    価値観のものさしをはっきりさせていないと、上手に忘れられませんし、肝心なものを残せません。

    関心・興味の核をはっきりさせること。

    理想かもしれませんが、近づきたいものです。

  • 頭の中を整理することや考えるとはどういうことか、アイデアを出す効率的な方法とはなどを解説する本。本書の発行年は2017年であるが、元々は1983年発行の本である(文庫化が1986年)。そんなわけで、現在ならITを活用した思考の整理学のページがそれなりに割かれるのだろうが、本書はほとんどない。カードやノートを利用したアナログ的整理法が紹介されるにとどまる。とはいえ、本書の魅力は、細かい思考の手法を知ることではない。人間はどのように頭の中を整理するのがよいのか、根元的なことを提示する。ITを使うかどうかは、個人が手法を確立していくものだ。さて、個人的には「ことわざの世界」に感銘を受けた。人類の思考のエッセンスを文字にしたものがことわざだと、私はとらえた。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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