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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784480017826
作品紹介・あらすじ
北京が首都であり続けてきたのは、農耕と遊牧世界に拡大された「中華世界」の境界に位置していたからである。中華世界の中心として歩んできた波瀾万丈の歴史をたどり、伝統中国の文化の本質を追究する。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:222.1A/A64p//K
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北京の歴史というにはあまり都市の成り立ちを扱っていない。中華人民共和国になってからの発展についてもほとんど記述がないので評価は低め。
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大国中国の首都北京が、日本人に人気の秦漢や三国志といった古代、要衝ではありながら、北方の一辺境都市に過ぎなかった事は、案外意識されにくい史実かもしれない。遊牧民帝国の南下と強大化によって、首都としての機能を持ち始め、モンゴルの大都を継いだ明以降、我々の知る北京になるが、その明も当初は江南が本拠地。永楽帝の「簒奪」成功は、南北問題を解決する歴史的な必然だったのか興味深い。古代は内陸の関中、近世は江南の南京、近代は華北の北京と、時代のニーズを体現する首都の遷移は、長くて広い中国の歴史と地理の俯瞰に通じ、アジア史に欠かせない視点に思えた。
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