思考の整理学 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 2125
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480020475

感想・レビュー・書評

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  • 推薦コメント:東大生協文庫売上1位に何度も輝いているロングセラー。学生時代に読んでおきたかった!

  • 久しぶりに良書、この時代でも色褪せない、考えることの大切さを学んだ

  • いつか文系の論文を書くような機会に恵まれたら再読したい

  • 大学生だった頃の自分にオススメしたい本。

    自分がやってきたことは情報収集に留まっており、それを咀嚼したり、体系化することを怠ってきたことを猛反省。メモ魔だったが、メモを取ったことで安心していた。

    社会で生きていく上で、未知があるのは当たり前。ただその未知なるものを、これまでの経験を体系化した知識で読解していけるかが重要になる。

  • 好著だった記憶があるので再読。著者自らの経験に基づき、のびやかに思考するためのコツが平明な語り口で開陳されている。
    とんでもないロングセラーということが、「時の試練」を耐え得た良書だという証明だろう。
    一般に、「思考する」とは、その時の自分の頭だけで考える「能動的な」行為だと思いがちだけれど、アイデアを寝かせることがいかに重要かを著者は説いている。まるで他力本願のようでもあるが、寝かせたアイデアは不思議と発展し、洗練されている。思考が発酵のような過程をたどるところが面白い。この他、グライダーと飛行機の例えやアイデアがひらめきやすい三上(馬上、枕上、厠上)など、思考のヒントが満載。
    こういうことって他人に教えたくはないと思うけれど、惜しげもなく語られている。著者のサービス精神に感謝。または未だ語られていない思考のコツがある?

  • 随想みたいな…徒然なく思考法をご紹介いただいたような本

  • この著作が、なんでここまでロングセラーなのか?
    それはモノゴトの結果は、知識の総量に左右されるのではなく、
    吸収した知識を使って、自ら問題提起をし、思考をすることが、
    「価値」を生むということを喝破している点です。

    知識の量は、「価値」を生むための、
    単なる道具に過ぎません。

    そして、その「価値あるもの」を適切な形で編集して、
    アウトプットすることが、最も大切だと語っています。

    つまり

    結果の8割(ほとんど)は、
    知識<思考量+アウトプット量に起因するということです。

    「そんなの当たり前だよ、知識なんて、たくさんあっても、役に立たないよ!」と、
    「知っている」かもしれませんが、実践している人は、少ないと思います。
     多くの人は、未だに、「知る」ことばかりして、
    「考えること」を拒否しています。

    国、社会、企業、組織、個人に関わらず、
    今の世の中、問題だらけです。
    特に日本は、バブル崩壊から今に至るまで、
    経済的には、何もうまくいっていません。
    また、多くの社会問題が噴出しています。

    GDPはこの20年あまり変わっていませんし、
    個人の労働生産性も、
    先進国最下位です。

    家計所得は、この20年で、20%以上減少し、
    労働形態も正規、非正規と、
    まるで、日本社会は、階級社会になっているかのようです。

    すでに日本は、人口減少社会へ突入しています。
    これから生産年齢人口に入る人と、
    高齢者になる人の人数は、
    毎年80万人に上っています。
    もちろん、この数字は、労働者が減っていることを意味しています。

    この80万人という規模は、愛知県の人口に匹敵しています。
    この「現象」がこれから、半世紀以上、日本で続きます。

    社会保障負担費は毎年増え、
    年金額の切り下げや消費税の増税など、
    毎年のように議論になっています。

    これらの問題は、根本的には、解決できません。
    仮説を立てて、解決にいたる着地点が、
    どこかを、行動をともなって見つけないといけません。

    しかし、実際は、議論さえまともにしていない状況です。
    なぜなら、「こういった問題」は、誰も考えたくないからです。
    実は「考えたくない問題」を考えるのが、一番のアウトプットを生む方法です。

    不幸が生まれる問題を解決しようとするのではなく、
    どうしもない問題に、感心がいっています。
    まさに、著者が言う「思考の整理」とは、
    程遠いことを行っています。

    日本全体は、この先かなりの確率で、崩壊へと向かいますが、
    これは、比喩的な表現ですが、以前、当たり前だったことが、
    当たり前じゃなくなることを意味しています。

    これから、より社会は、豊かになる人と貧しい人の、
    極端な格差社会になると思います。その格差を生むのが、
    知的アウトプットを産出できるか、できないかの違いだと思います。
    どこに勤めていようが、それは、個人の安定と関係なくなっています。
    個人が、社会、企業、組織に対して、必然的に何ができるかを、
    厳しく問われる社会において、
    改めて、この著作は有益な視点を与えてくれます。

  • わかりやすいとは思ったけど
    面白いと感じるには
    僕にはまだ早いかもしれない

  • <学びのエッセンス>
    ・自分から学びに行く姿勢・好奇心から探究心へ。
    ・夜型から朝型へ。
    ・食前に仕事に集中し、食後は休憩をとる
    ・多面的に見つつ、自分の独創を太い幹として育てる(時には寝かせることも重要)
    ・持っている知識を組み合わせ、どう並べていくか
    ・大事なことのみを書く もしくは あえて書かない
    ・声にだす・ノートに書く・人に話を聞いてもらうことで思考の整理を

  • 「見つめるナベは煮えない」ということわざで表されていた様に、一つの事に没頭するだけでは考えが凝り固まってしまい新鮮なアイデアは生まれない事に気付いた。
    仕事においても時には体をほぐし、時に周囲と雑談する方が能率が上がることもあるのかもしれない。

    受動的な学習ではなく、自らで考え創造性を育むことの意義を、コンピュータ社会を生きる現代人に投げかけている。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2018年 『「考える頭」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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