思考の整理学 (ちくま文庫)

著者 : 外山滋比古

• 筑摩書房 (1986年4月24日発売)

感想・レビュー・書評

[Takumiさんの感想 · 2023年10月23日]

好きな人は好きだと思う。

[ミッシーニさんの感想 · 2023年10月18日]

いいこと書いてる。自分には難しかった。でも、いいこと書いている。

[フエフキさんの感想 · 2023年10月15日]

大学生向けの本。
簡単に思考の仕組みを理解することが出来る。
アイデアは発酵させる、忘却が大事、睡眠や運動による思考の整理、朝の学習の有用性、拡散的読書等、思考においての様々な知識が書かれている。どれも今までの人生で似たような経験があったので深く納得させられる部分が多かった。

特に、朝の学習や運動、飲み物を飲むことによるリフレッシュは良い事だと知っていたが、実践は出来ていなかったので、これを機に意識してみたいと思う。

論文を書く人(主に大学生)に向けて書かれたような本だったが、高校生の自分にも刺さる内容のものは多くあった。大学生になったら再読したいと思う。


物事を自分なりに解釈し、創造性をつけたい。

[ukee4121さんの感想 · 2023年10月14日]

40年前に執筆された本だが、現代にも当てはまることが多く色褪せない。
整理方法（スクラップやカード）などはもっと便利な方法（エヴァノートなど）が今ではある気がするが、方法の考え方としてはとても参考になった。
最後の章に書かれている「コンピュータ」については、今だからこそ身に沁みて実感できる内容だ。
考える力や創造力を持つことの重要性。40年前に鳴らされたこの警鐘だが、教育の現場では未だにグライダー人間を量産している気がする。
自分の頭で考えるための第一歩としておすすめの一冊です。

[こーすけさんの感想 · 2023年10月13日]

常人には分からないところが多すぎる。

[1962346番目の読書家さんの感想 · 2023年10月9日]

仕事とかでぐぬぬってなった時は頭の中で『見つめるナベは煮えない』って唱えて一旦忘れることにするようにした。

[mioさんの感想 · 2023年10月9日]

言葉の定義、思考とは何か
一つの解に触れた

ただ、私には難しすぎるので、何度も読んで、思考を純化させていく。
のでいいんですよ？！笑

[無知蒙昧さんの感想 · 2023年10月7日]

思考は日常の出来事を抽象し考えを持つこと。
そのために仔細を書き込むこと。そして忘れること。
そうすれば自ずといい考えは熟れてくる。
ラジオパーソナリティになってみれば良いのだ。

[ハコさんの感想 · 2023年10月6日]

着想は人に話さず内圧をあげる。
記録し寝かせて熟成させる。

共感できないわけでもないが
のんびり過ぎる不安もあるわけで。

人工的に「おいしく」酸化したい。
今の時代の熟成はそんな思考だと思う。

面白かった。

[青森県立保健大学附属図書館さんの感想 · 2023年9月26日]

定番中の定番、今でも大学生の必読書だとか。「自分のアイディアを大事に自分の頭で考える」当たり前のことですが、暗記中心の勉強をしてきた20年前の私には新鮮でした。
【事務局図書課非常勤嘱託員　小坂香久子】

●図書館で借りられます。貸出中の場合は予約できます。下記URLからどうぞ。
https://library.auhw.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?IS=4480020470

著者プロフィール

外山 滋比古（とやま・しげひこ）：1923年、愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論を多数執筆している。2020年7月逝去。30年以上にわたり学生、ビジネスマンなど多くの読者の支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『忘却の整理学』『知的創造のヒント』（以上、筑摩書房）、『乱読のセレンディピティ』（扶桑社）など著作は多数。

「2024年 『新版　読みの整理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」