思考の整理学 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 20422
レビュー : 2125
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480020475

感想・レビュー・書評

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  • 外山先生の言っていることは至極明快。
    1.早起きしろ、朝の頭はリセットされていて勉強に向いている。
    2.頭の整理には忘れることが大事である。
    3.メモをとり、規則をつくって整理しろ。
    その他、日常の行動規範にかかわる様々なエッセイである。


    この本の帯にかいてあるキャッチフレーズは、
    「2年連続!!東大・京大で一番売れた本」

    こういった生き方・学び方的な本が日本のトップ大学で一番売れてしまうって大丈夫なのかと思う。
    悪い本ではなかったけど、感心した部分は一つもなかった。

  • わかりやすいとは思ったけど
    面白いと感じるには
    僕にはまだ早いかもしれない

  • この本は次女が作文の課題で使われているものですが、読み始めたら面白かったので読み通してしまいました。
    書かれた時期は今から凡そ30年前で、私が大学生の頃です。

    コンピュータが学生の間では使われ始めていますがインターネットはまだ一般的でない時代ですが、著者である外山氏は、コンピュータ時代には人はどのような姿勢で仕事をしなければいけないか等、現代にも通じる素晴らしい洞察をされています。

    思考をいかにすべきかについて、具体的にどのような場所で、どのような姿勢で行うかについてのアドバイスは役に立ちました。

    以下は気になったポイントです。

    ・人間にはグライダー能力と飛行機能力がある、受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明・発見するのが後者である(p13)

    ・知識も人間という木の咲かせた花である、花が咲くのは地下に隠れた根にも大きな組織があるから(p14)

    ・朝の頭のほうが、夜の頭よりも優秀である。夜散々てこずった仕事は、朝になってもう一度取り組んでみる(p23)

    ・いくら苦労しても、酵素を加えなければ麦はアルコールにならない。頭の中の醸造所で時間をかけるのが大事(p33)

    ・文章を作るときに優れた考えがよく浮かぶ三つの場所として、馬上・枕上・厠上(三上)がある(p37)

    ・ことばでも、流れと動きを感じるのは、ある速度で読んでいるときに限る、わかりにくいところを思い切って早く読んでみると案外分かったりする(p63)

    ・人間は意志の力だけですべてを成し遂げるのは難しい、無意識の作用に追う部分がときにはきわめて重要である。セレンティピティは、われわれにそれを教えてくれる(p71)

    ・第一次思考を、その次元にとどめていたのであれば、いつまでたっても、たんなる思いつきでしかない(p77)

    ・切り抜きをつくるときには、必ず、掲載の新聞・日付などの記入を怠らない(p81)

    ・ノートの利用価値を高めるには、見出しをまとめて、索引にしておくとよい(90)

    ・同じ問題についての本をたくさん読めば、あとになるほど読まなくてもわかる部分が多くなる。前の本と逆の考え方や知識があらわれば、諸説が分かれているとわかる(p94)

    ・思考の整理とは、いかにうまく忘れるかである。たえず在庫の知識を再点検して、すこしずつ慎重に臨時的なものを捨てていく(p127,133)

    ・思考の整理は、名詞を主とした題名ができたところで完成する(p142)

    ・気心が知れていて、しかも、なるべく縁の薄いことをしている人が集まって、現実はなれした話をすると、触媒作用による発見が期待できる、セレンディピティの着想も可能になる(p158)

    ・朝、目を覚まして起き上がるまでの時間のほうがより、良いアイデアが生まれる(p173)

    ・ものを考えるには、ほかにすることもなく、ぼんやり・あるいは是が非でも力んでいてはよくない、というのが三上の考えによっても暗示される(p174)

    ・文章上達の秘訣は、三多である、看多(多くの本を読む)、做多(多く文を作ること)、商量多(多く工夫し、推敲する)(p175)

    ・いい考えが浮かぶものとして、三中(無我夢中、散歩中、入力中)がある(p177)

    ・自分だかの「ことわざ」の世界を作り上げる、このようにすれば思考の体系をつくりあげることができる(p189)

    ・仕事をしながら、普通の行動をしながら考えたことを整理して、新しい世界をつくるのが飛行機型人間である(p196)

    ・産業革命は、機械で工場から大量の人間を追い出した変化であった、人間らしい仕事を求めて人々は事務所へ立てこもった。この状態が西欧において200年続いたが、コンピュータの登場でこの聖域はつぶれようとしている(p212)

    ・これからの人間は、機械やコンピュータのできない仕事をどれくらいよくできるかによって社会的有用性に違いが出てくる(p214)

    2014年4月6日作成

  • 3ページで一章くらいなので、電車でも手軽に読めるのは評価できる。


    ケド、読んで何も得られなかった。
    こういう系統の本って、「やらなきゃいけない事」とかは整理してまとまっているんだけれど、「どうしたらできるか」っていう点がかけてて腑に落ちない気分になる。

  • 既知のことばかりで、真新しいことはなかった。この人が言い出したことだったのか。

  • 帯に騙された本

  • 新しい発見や「なるほど」と思うようなことが書かれているが、やはりこういう本は退屈だ。
    何が学びたいことがあるときは、それに関する本を10冊ほど用意し、一気に読むと良い。重なる部分が重要な箇所だということがわかるし、だんだんスムーズに読めるようになる。とのこと。

  • 旅先で読んだ一冊だけど読んでる途中に他の事を考えてしまって内容がいまいち頭に入ってこなかった。
    ただ一つ言えることは、万人向けでは無いような気がするのだが・・・。
    まあ、人それぞれ。

  • 思考法の原液という感じ。ここから自分なりに考えて発展させていく必要があるのでは。

  • 著者の思考の整理の仕方についてまとめられています。自分の経験でも確かにそういう事もあるなと肌感覚で納得出来る部分もありますが、あくまで1人の人間の持論として参考程度に読んでみると面白いかもしれません。

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2018年 『「考える頭」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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