ギリシア神話 英雄物語 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (1986年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480020956

感想・レビュー・書評

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  • 元々児童書みたいなもので読みやすい。
    内容も「ペルセウス」「アルゴ探検隊」「テセウス」の三つの物語だけだし。
    ギリシア神話は結構好きなので、ちょっと物足りないないかなぁ。

  • ギリシャ神話は何度読んでも覚えられない

  • 特撮の父、レイ・ハリーハウゼンの映画『アルゴ探検隊の大冒険』『タイタンの戦い(最近リメイクされた』の原案の二つをふくむ三つのギリシャ神話の冒険譚が収録。
    映画化されただけあって、特に西洋でも有名な話しだったのかな? 

    牧師でもある作者が子供に語るためのものが元というだけあって、小学生低学年くらいから楽しめる内容だと思う。
    かといって子供向きに書いてあるわけでなく、大人も楽しめる。

    魔女メディアの恐ろしさったらありゃしない。
    パゾリーニ監督が映画化してるとのことなので、ちょっと興味あり。

  • <名高い歌合戦の実態>


     美文ファンタジーに弱い本読みにとって、キングズレイの『水の子』は読書リストから外すことのできない「聖典」です☆
     そのチャールズ・キングズレイの「幻の名作」と呼ばれているのが、『ギリシア神話 英雄物語』(1856)です☆ 最期には天に上げられて星座となり輝く、雄々しきギリシア神話の勇者たちのことを、主に少年向け(少女もOK)に易しくまとめています。

     評者は音楽ネタが好きでして、ギリシア神話と言えば思い起こすのが、アルゴー船探検隊のオルペウスVSセイレン、魅惑の歌合戦です。有名どころですから、本書にもばっちりとりあげられています。
     誘惑の歌声ってどんな感じなのでしょう? でも、想像してみたら結構うるさそうなんですよね★
    「(化け物よりも)もっと大きい声で!」とアドバイスを受けて、もののけの歌声とはりあうオルペウス。どちらが先に参ってしまうかを争うのど自慢は、本当に誘惑的なのでしょうか!? 魔術的な力のこもった歌唱を両方聞かされる船の仲間たちは、さぞかし耳が痛くなりそうです……★

     それはそれとして、シンプルながらもしっかり骨太なキングズレイの文章は、英雄たちの勲にふさわしく、堂々たる名調子です♪ 翻訳文で見てさえ、朗読しやすそうだと感じます。
     年少者向けとされている本には、ときどき「子どもはずいぶん贅沢できるのだな」と思うような、流麗な筆致のものを見つけますが、読み聞かせを想定して書かれるからなのでしょうか。本書もそうで、文に心地よいリズムがある。意識を揺り動かし目覚させる、格調高く力強い美文を堪能できるのです✧

     ペルセウスやテセウスの冒険をたしかめて、ダナエやアンドロメダの麗しさを想い、神話の世界を気持ちで旅する。かの有名な叙事詩『オデュッセイア』や『イリアス』へとつながるラインも見てとることができます。映画『トロイ』も思い起こせます。この読書は、一冊でたくさん愉しめるのです♪


    ▼水の子
    https://booklog.jp/users/kotanirico/archives/1/B000J8M5VU

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