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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480021540
みんなの感想まとめ
多様なケルトの伝承が織りなす物語の魅力は、妖精や悪魔、魔女、そして王子様やお姫様といったキャラクターを通じて、アイルランドの文化と精神を感じさせてくれます。特に、妖精だけでなく悪魔や魔女との知恵比べが...
感想・レビュー・書評
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もし外国語を学ぶならゲール語にしよう。
イエイツの紹介するアイルランドの昔話が大好きだ。イングランドとは違う。ケルト文化についてもっと知りたい。
前読んだのは妖精中心だったけれど、今回は妖精以外もたくさん出てくる。
悪魔と取引していると言われたから、悪魔と取引する。サルトルの言う泥棒日記の主体的な行動と同じ。
アイルランド人はすごい。妖精だけじゃなく、悪魔や魔女や聖人と知恵比べをする。
もちろん負けることもあるけれど、雉も鳴かずば、と逃げがちな日本人とは比べ物にならない気概がある。
なんら超自然的な力のない人間だって捨てたもんじゃないんだぜ、と言ってもらえる気がする。
庶民はバターを作り、お姫様は糸を紡ぐ。
十二羽の鵞鳥は子供の時絵本で読んでもらったことがあった。白鳥の王子だったけど。しかも糸のもとになる植物には棘があって、手が血だらけになるのだ。ひどい。
怠け者の女の子の話はこの前アンドルー•ラングのあおいろの童話集で読んだやつ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。魔女や悪魔、王道の王子様やお姫様の出てくるものまで幅広く伝承を収録。個人的には「おとぎ話」色の強い王子様ものや冒険ものが好きだった。
「十二羽の鵞鳥」の話は、アンデルセンの「白鳥の王子(野の白鳥)」の元ネタは、四羽の白鳥じゃなくてこっちかあ!という内容でした。
魔女が盗むのはたいてい牛の乳だし、人間と駆け引きした悪魔は大体ひどい目にあわされるし(人間のほうがびっくりするくらいゲス!)いっそ悪魔のほうが気の毒になるパターンも多い。
伝承だから、とくに教訓もなく「え、それだけ?」っていう終わり方のものが多いのも、むしろ良いですね。 -
どのような中身の本なのか。興味深いです。
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魔女が魔法使って体半分の人間作ってまでやったことが、人の家の山羊の乳を絞ってちょっとずつ盗むということ。もうね、たまらないです。
大層な魔法使って山羊の乳。
つまり、現代で魔法使って金銀財宝を奪えたらなあと思っても、時代が変わって生まれてれば所詮山羊の乳を盗みたいと思うんだ、と考えるとたまらなく楽しい。
そういう価値観をどんどん知りたい。 -
悪魔や幽霊などの話を集めたファンタジックな昔話の短編集。
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ケルトに伝わる妖精以外の幻想譚。それはそれで豊穣な民話世界である。
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ノーベル文学賞を受賞したイエイツのアイルランドの伝承を集めた短編です。神話、伝承は戦慄するような残酷さがあって面白い。予定調和や教育的な教訓は要らない。
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7/25 読了。
アイルランドのイメージっていうのが自分の中でどこか東北とかぶる部分があって、なんでかなと思っていたのが、こうした伝承からわかるのかもしれない。妖精学者の話は特に日本でいう狐憑き、犬神憑きと共通する点が多くて面白い。 -
ケルトの妖精の物語など地方に伝わる伝承を集めた短編集。
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アイルランド、と言えば妖精伝説。
ヒースの荒野を歩きたくなるファンタジー好きにはお勧め。 -
高校生の頃なんかは、説話というのをテーマに研究したいなと思っていたんですが、大学生になってみたら、それをテーマにしている人がものすごく膨大な人数であるということがわかって挫折しました。研究なんて、人のやってないことやってなんぼなんだ。
文学として成立しているマビノギオンとかからではなくて、説話を収集したような作品だった気がします。だいぶ見ていないのでうろ覚え……ティル・ナ・ノグのオシアンの物語は、私の中の大事なテーマになっています。浦島太郎の物語との比較を扱ったりしましたが、ケルトの異界/楽園は「楽園」という言葉でいまの私たちが思い描く世界とあまりにも異なっていて興味深い。海上異界のイメージの源泉はギルガメシュ叙事詩にあるなんていうけれど、ティル・ナ・ノグの「笑いもなく、悲しみもない」平坦で空疎な異界イメージは少し逸脱しているように思う。……それともこれって、キリスト教の影響があるせいなのかな……? -
ほっほっほっ。井村君江さんのサイン入りv
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