サド侯爵の手紙

  • 筑摩書房 (1988年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480021984

みんなの感想まとめ

視点によって印象が大きく変わる作品で、特にサド侯爵とその家族の関係が深く掘り下げられています。特に夫人の苦悩が強調され、愛情と責任感の間で苦しむ姿が印象的です。サド侯爵の人間味あふれる側面が描かれ、彼...

感想・レビュー・書評

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  • これは視点によってだいぶ印象が変わる。
    まず、自分が想像したのはサド侯爵と夫人の息子である。
    こんなモラハラ男がいつまでも母親を苦しめているのであれば、それがどんな文豪であれ、原稿を燃やす暴挙にも理解を示せる。
    夫人は最も苦しんだであろう人間で、夫への愛情と家への責任感のはざまにずっともがいていただろう。この文庫本の主人公だと思う。
    肝心のサド侯爵は、彼の作品以上に人間臭いところがにじみ出ていて、これが彼の本性だと考えるのであれば、あの作品こそ理性であり、この手紙こそ本能むき出しのまま書き出した作品ではなかろうか。

  • 面白かった!でも難しかった…!

  • 代々木上原探索をしていたときに入ったワン子のいる古本屋さんで何となく購入。
    渋澤龍彦に惚れるw

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著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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