太宰治全集 6

  • 筑摩書房 (1989年2月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480022561

みんなの感想まとめ

多様な作品が収められたこの一冊は、戦時中の影響を受けつつも、著者独自の視点と感性が色濃く表れています。特に「右大臣実朝」や「作家の手帖」など、再読することで新たな発見がある作品が多く、深い思索を促しま...

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5「作家の手帖」「散花」「赤い太鼓」
    そして「右大臣実朝」再読

  • プチフールみたいな1冊。主に新訳諸国噺についてだけど、どれを取って食べても甘くて美味しい。「西鶴は世界で一ばん偉い作家である」と太宰が評するほどの名手、存分に堪能しました。

    なかでも
    「人魚の海」「赤い太鼓」「吉野山」かな。人魚の海のラスト一文かっこいいな。「此段、信ずる力の勝利を説く」か。単なる小噺かもしれないけど、とってもかっこいい。「赤い太鼓」のラストは素直に感心したし「吉野川」の主人公は清々しいほどのクズで笑ってしまった。素直に面白い。

    新訳諸国噺を抜くなら「佳日」も良かった。ちょっとイイ話。ここまで5巻ほど太宰治の全集を読んできたけど、扱う題材の豊富さと文章を書く卓越した技能(巻頭巻末の一文に宿る)、そこに不器用な人柄が相まってか、誰もが「太宰」と親しく呼ぶその魅力に今更ながら引き込まれている。

  • まだどこか、この国のしていることを信じているけれど、うるさいぎらぎらした「言葉」が鬱陶しかったのかな…という印象の「散華」が好き。
    その反動が戦直後の作品に現われていて、かわいそうなほど。

    この時期が転換点になっていそうな気がした。
    勉強したことがないから、太宰については全然詳しくないのだけれど。

  • 「右大臣実朝」が収録されています。

  • 多分私がよんだのと内容は違うとおもう。

    けど一応記録。

    個人的太宰ブームの一環。

  • 鉄面皮、赤心、右大臣実朝、作家の手帖、佳日、散華、雪の夜の話、東京だより、新釈諸国噺、竹青収録。
    佳日、雪の夜の話、東京だより、新釈諸国噺が面白かった。
    右大臣実朝は大変な力作でしたね(偉そうに!)。凄い。

  • 作家、太宰。職業、小説家。

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著者プロフィール

太宰 治(だざい・おさむ):1909年、青森県北津軽郡金木村生まれ。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東京帝国大学仏文科へ進学、中退。1933年、太宰治の筆名で「列車」を発表。「二十世紀旗手」「女生徒」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」「斜陽」ほか代表作多数。1948年、筑摩書房の雑誌「展望」にて「人間失格」連載。同年6月、同作最終回の掲載をみることなく、玉川上水に投身。

「2025年 『人間失格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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