- Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480022981
作品紹介・あらすじ
物語りの展開とともに、人々のうえにさまざまな変化がおきてくる。愛し合うエイダとリチャードは、その婚約をとりやめる。いっぽう、エスタとデッドロック夫人のつながりが暗示され、出生の謎に一歩近づく…。さらに煙と煤のたちこめる中での老人の死。愛憎と事件がからまり合ってモザイクが次第にその全体像を明らかにしはじめる。
感想・レビュー・書評
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引き続き、軍隊から迄人々が入ってくる。臭っていたニーモがアヘン中毒で急死。秀麗な筆跡を使うだけにただ者ではないと思うが、探りを入れる家主のクルック。ニーモが可愛がっている浮浪児のジョンや同じ住まいにいたオバサンも後で伏線になって行きそうな気配。一方、リチャードは女への手も早いながら、医学に行き、直ぐダメ出しが出たあと法学の途へ。恐らく、なんかで躓く気配が有る。
エスターが暮らす館へウッドコートDrが訪れ(関係が良く掴めないが)何やら、双方、魅かれるものを持った様子。
ジャーンダイス氏の友人繋がりで,デッドロック卿と美しい妻の話が絡んでくる。野心むき出しの男と鬱っぽい妻・・・いまいち、裏が見えないので、全体がベールに包まれたまま。
思った通りニーモの死に絡む怪しげな動きをする人ら・・これも全体が見えないので、ひたすら、筋を追っていくだけ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4へ
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物語の展開と共に人々に様々な変化が起きてきます。
愛し合うエイダとリチャードはその婚約をとりやめます。
一方、エスタとデッドロック夫人のつながりが暗示され、エスタの出生の謎に一歩近づくきます。
さらに煙と煤の中での老人の死、殺人が起きます。
いろんな事が起こりますが、モザイクが次第にその全体像を明らかにしだしてきます。 -
物語が展開し、今まで平行して進んでいた筋が絡み始めた。語り手の出生のなぞが浮かび上がり焦点を結び始めた。チャーリーがかわいい。マーキュリー(ヘルメス)という名の召使いも出てくるが、ナイアルラトテップのように厄災をもたらす浮浪児ジョーが語り手に病を運んできた!
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読者に先に謎を明かしておいて、
エスタがそれを知るのはまだ先、という展開? -
う〜ん、複雑...
面白くなってきたと思い気や、まだ2巻目なので謎解きはゆっくり。
「ほほ〜〜〜」
と思えるところがちらほらは見えますが、複雑です...
で、やはり登場人物が多くて、「この人誰だっけ?」で悩んでしまう。
1巻はすでに図書館に返却してしまったので、ちょっと大変でした。
最後に何とか思い出した、苦心の登場人物を説明しておきましょう。
グリドリー氏=弟さんと長期間遺産相続問題争いで疲弊している農場経営者。
チャーリー、トム、エマの兄妹=スキムポールさんのところに来た借金取立人の可愛そうな子供たち。
2巻の終わりは実に巧妙です。良くぞあそこで巻を終える!
ショッキングです。
そして、最後の第32章の注釈(6)に驚きました。
えぇ〜〜〜って感じです。
(H21.10 図)