劇画近藤勇: 星をつかみそこねる男 (ちくま文庫 み 4-10)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 104
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480023261

感想・レビュー・書評

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  • 新撰組水木風味。新撰組関係の小説や書物は非常に多いが、その中でもこれほどに淡々としかもマッタリ描かれたものはないのではなかろうか。非常に面白いです。鴨が憎たらしくかかれていて痛快。シルエットのコマがとても効果的で物語にはまり込んで行くのをブーストする。

  • 近藤勇の奥さんは水木先生の奥さんと同じ顔だった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      新選組の本は何冊か読みましたが、この近藤が、一番史実に近いんじゃないかと思っています(根拠無し単なる直感)。。。
      新選組の本は何冊か読みましたが、この近藤が、一番史実に近いんじゃないかと思っています(根拠無し単なる直感)。。。
      2013/01/31
  • マイブームで新撰組が盛り上がってた時、これを読んで沈静化しました。クールな歴史マンガでした。常に食べ物に着眼点が置かれていることが気になりました。おもちろいです。

  • 水木しげるを読むたびに、画面の過剰な情報量とその整理に度肝を抜かれてしまう。主に背景と人物の絶妙なバランス(日本の商業アニメーション的といえるかもしれない)。本編がまた淡々とした楽しさでいい。ここまで丹念で自然ななんてことのなさは他にない。

  • 妖怪要素及び新撰組のかっこよさは一切含まれておらず、登場人物の顔以外はリアルさ満点。

  • 新撰組、近藤勇の生涯を水木しげるの独自の解釈により描いた、ユニークな作品。

  • 水木しげるの伝記漫画の中でもいちにを争う名作。現在鋭意放送中の「新選組!」とは一味違った、等身大の近藤勇青年の姿が印象的です。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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