ひとりで渡ればあぶなくない

  • 筑摩書房 (1989年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480023322

みんなの感想まとめ

この作品は、軽やかさとしなやかさを兼ね備えた内容でありながら、深い洞察力を持つ魅力的な一冊です。読者は、著者の巧みな筆致によって、思わず引き込まれ、心に残るメッセージを受け取ることができます。特に、大...

感想・レビュー・書評

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  • 國學院大學「大学生にこそ読んで欲しい」おすすめ本アンケートより。

    ※國學院大學図書館
     所蔵なし

  • 軽やかで
    しなやかで
    それにもかかわらず
    したたかで

    いゃあ 一刀斎センセイ
    は いいなぁ

    「異説 遠山啓伝」が
    しみじみとして秀逸です

  • 読書録「ひとりで渡ればあぶなくない」3

    著者 森毅
    出版 筑摩書房

    p81より引用
    “むしろ、ムダにも思える、そうしたわずら
    わしさのなかで、人間は楽しく生きていける。
    たぶん、ムダのほうにこそ、人生の真実があ
    るのだろう。
     人間性の持つ豊かさの屈折、それがムダを
    作っているのかもしれない。”

    目次から抜粋引用
    “雑木林の小道
     父と母と、そして子と
     魔術師が科学を創った
     真空舞台
     全共闘神話について”

     数学者である著者による、世の中のあらゆ
    る方面に対してゆったりとした考えの記した
    エッセイ集。
     一年の計画についてから突然現れるSF短編
    小説まで、肩の力を抜いてくれる一冊です。

     上記の引用は、正義の人について書かれた
    話での一節。
    かのナンシー関氏もムダほど素敵なものはな
    いと、氏の著作で言っておられたように記憶
    しています。
    日常生活や仕事には全く役に立たないと思わ
    れることほど、楽しくて仕方がない、という
    気持ちはよくわかります。
    ただ、面白いと思っていないムダを、無理や
    り押し付けられるというのは、楽しいムダな
    行為を苦痛に変えてしまいそうですね。
     のんびりゆったりとした文章ですが、読み
    ながら色々と考えさせられる一冊です。
    そうならないようにと書かれてあるはずで
    しょうけれど。

    ーーーーー

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。数学者。東京大学数学科を卒業。京都大学教養部で教鞭を執り、民間の数学教育運動にも参画した。京都大学名誉教授。数学科関係の主な著書として『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『微積分の意味』(日本評論社)、エッセイ・自伝に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)『自由を生きる』(東京新聞出版局)ほか多数。2010年7月逝去。

「2021年 『悩んでなんぼの青春よ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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