柳田國男全集22

  • 筑摩書房 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480024220

感想・レビュー・書評

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  • 柳田国男全集も残り10巻となりました。柳田の衝撃はやはり帰納法にあると思います。私などは帰納的生き方をしてゆかなけばならないと強く思うこととなりました。

    反省に依る帰納的生き方に依り世界改善はあるという。それは日本というものを帰納的に見ていくことにより可能となります。ここで日本の右翼思想との関係が出てくると思います。反省ではなく前提に依る演繹的生き方というものが出てきます。その前提とは様々なレトリックがあると思いますが端的に言って自民族中心主義や優性民族主義のようなものだと解釈されると思います。そういった前提に依る演繹的生き方は世界改善を否定している。

    柳田によって日本人であることが世界の改善の配慮としてありえる世界を見出すことを可能にしてくれました。僕にとってその生き方は衝撃的でした。柳田を読むきっかけは柄谷行人です。感謝しなければならないです。

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著者プロフィール

柳田國男(やなぎたくにお)
1875年(明治8年) − 1962年(昭和37年)。兵庫県生まれ。日本民俗学の開拓者である。代表作に『遠野物語』、『蝸牛考』、『桃太郎の誕生』『海上の道』などがある。

「2026年 『大活字本シリーズ 柳田國男 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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