オリヴァー・トゥイスト 上 (ちくま文庫 て 2-10)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480024992

作品紹介・あらすじ

18××年初、イギリスのとある町の救貧院で、一人の男の子が生まれ落ちた。母親は、子どもを産むとすぐ、ぼろ布団の中で息をひきとった。孤児オリヴァーはその後、葬儀屋サワベリーなどのもとを転々、残酷な仕打ちに会う。ついにロンドンに逃れたオリヴァーを待ちうけていたのは狂暴な盗賊団だった…。若いディケンズが、19世紀イギリス社会の暗部を痛烈に暴露、諷刺した長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 3度目(この訳では初めてだけど)。疲れてるときはディケンズに限る。

  • しみじみと、イギリスって階級社会なんだなと思う。こないだのロイヤルウェディングといい…。

  • 地の文の嫌味っぷりというか皮肉っぷりというか、言い回しが凄い好き。訳した方の功績ですけど。

  • まだ最初の方しか読んでないが、ディケンズらしく、ストーリィとアイロニィが充実してます。この時代の「下層階級」の状態が赤裸々に描かれているところは、社会批判の精神も感じます。

  • オリヴァが2つの世界を渡り歩きます。
    上巻はどこにいっても自分の居場所を探せないオリヴァの描写が中心となっています。上巻を読んでつまらないと思った人、とりあえず下巻までがまんして進みましょう。

  • 『オリヴァー・トゥイスト』上下

    本当の肉親にめぐり合えれば幸せになれた時代のお話。

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著者プロフィール

Charles Dickens 1812-70
イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・クラブ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。月刊分冊または月刊誌・週刊誌への連載で15編の長編小説を執筆する傍ら、雑誌の経営・編集、慈善事業への参加、アマチュア演劇の上演、自作の公開朗読など多面的・精力的に活動した。代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『荒涼館』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

「2019年 『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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