リトル・ドリット 4 (ちくま文庫 て 2-15)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480025241

作品紹介・あらすじ

リトル・ドリットの父親の急死により、ようやく訪れた幸わせも長くは続かなかった。そのうえ愛するアーサー・クレナムは破産をし、獄中生活をおくることになる。クレナム家敷の崩壊、獄中での病気…。絶望し自暴自棄になるアーサーと、献身的な愛をささげるリトル・ドリットの行末は?全4巻完結。

感想・レビュー・書評

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  • これだけ複雑なプロットをうまくまとめたのはお見事。ストーリーはもちろんのこと、挿絵や解説も素晴らしかった。こういう本が入手困難ってのは残念なことだと思う。…っていうか、誰かディケンズもっと出してください、お願いします…マジで。

  • あぁ、読んだ~。
    4巻は何度か泣いてしまった。
    これがディケンズ・マジックですな。
    最後に感動するためには辛い前半が必要です。
    4冊に1ヶ月。急いで読んだつもりが、結構時間掛かったわ。

    それにしても、お役所批判はなかなか素晴らしい。
    当時の人はどう読んだのかしら。

    読み終わるのが少し寂しく思える、とってもステキな本でした。
    ありがとうリトル・ドリット。



    (H22.10 図)

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著者プロフィール

Charles Dickens 1812-70
イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・クラブ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。月刊分冊または月刊誌・週刊誌への連載で15編の長編小説を執筆する傍ら、雑誌の経営・編集、慈善事業への参加、アマチュア演劇の上演、自作の公開朗読など多面的・精力的に活動した。代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『荒涼館』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

「2019年 『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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