火星の笛吹き (ちくま文庫)

制作 : 仁賀 克雄 
  • 筑摩書房 (1991年9月1日発売)
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480025623

火星の笛吹き (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ブラッドベリの初期短編集。ちくま文庫からは『お菓子の髑髏』という、矢張り初期短編の選集が刊行されているが、本書はSF、『お菓子〜』はミステリと、各々テーマが異なっている。
    宇宙や地球以外の天体を舞台にしていても、叙情性は変わらず。寧ろ雰囲気の共通する短編を生涯書き続けたというところにブラッドベリの凄味があるのではないだろうか。
    『よみがえるラザルス』『海底の監視者』が好みだった。

    余談だが、解説は服部まゆみ。最近、角川文庫で代表作が復刊されているが、意外なところで名前を見かけて嬉しくなった。

  • 初期短編集だそうで、眩しい。

    ■振子 
    タイムマシン実験に失敗して振り子に閉じ込められる。まんまです。

    ■青い蝋燭 
    ウェルズの「水晶の卵」とか「魔法の店」のノリです。オチはブラック。

    ■火星の笛吹き 
    木星人が火星を植民地してます。いつのことだか。

    ■偽装大作戦
    惑星規模での「死んだふり」?むしろ「かくれんぼ」かな。

    ■死体回収ロケット ■よみがえるラザルス 
    この二つ、同じような設定。オチは見えたまんま。

    ■海中の監視者
    人魚というより、闘う僧兵の海中バージョンw

    ■防衛機能 
    スペースマンは神経強靭が必須では??ヘタレめ~

    ■宇宙のヒッチハイカー
    磁力でロケットにひっついて宇宙旅行。いい時代だなあ!

    ■ロケット・サマー 
    大芝居~。こんなんでロケット開発は止められるのか??

    ■未来を救った男 
    フィニイの「愛の手紙」の引き出しがタイプライターになりました。タイムマシンで帰ってきたら”裏返ってる”って、どんなんよ^^;常野物語かい。

    ■苛立った人々 
    すご~く馬鹿馬鹿しいんだけど、でもとってもおかしい!スラプスティックかな?こんなお茶目な一面があったとは。

    ■木星行きの予言者  職人の意地?

    ■地球のはぐれ者   適材適所?

    ■火星の足跡      男性って、まったく・・・

    ■草の葉 
    ロボットだけの世界に、敢えてホイットマンの人間賛歌の詩のタイトルをもってくる辺り。

    ■天国への短い旅   
    時代がどんなに変化しても宗教心は不変?

    ■名前の付いた弾丸  オチが落語みたい^^

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