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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480026408
みんなの感想まとめ
この作品は、歴史の中で影響力を持った政治家たちの病気や精神状態が、彼らの決断や行動にどのように影響を与えたかを探求しています。著者は、ヒトラーやスターリン、ルーズヴェルトなど、27名の著名なリーダーを...
感想・レビュー・書評
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豊かな知識と並みならぬ卓見、周到な調査の上に書かれた良著。
それだけでもすごいが、さらに本書は「よくある病跡学的列伝」に終わっていない。死に至る病に蝕まれて肉体、そして精神も知能もボロボロになった最高権力者が、全国民のみならず世界の命運をも左右する決定を下すことの恐ろしさを、くり返し訴えかけているのだ。
巻末に訳者あとがきがある。普段この手のものを嫌う私だが、今回ばかりはこれを読んで、この稀代の良書がなぜこんなに読みやすかったのかがよくわかった。翻訳で台なしになる海外の名著も少なくない中、この点でも本書は恵まれている。
おなじみのヒトラー、スターリンから、原著刊行当時は存命だったブレジネフまで網羅したラインナップは現在でさえ刺激的だ。まして当時はいかばかりだったことだろう。「過去」「歴史」の文脈で描かれがちな病跡学本において、この点もまた画期的だということを、特に指摘しておきたい。
翻訳でさえすでに絶版となった1992年刊の文庫本が「最新版」ではあるが、今なお読む価値のある本である。
2015/8/17~8/20読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に第二次世界大戦前後の有名な政治家達、ルーズヴェルト、アイゼンハワー、ケネディ、ニクソン、ヒトラー、チャーチル、フランコ、レーニン、スターリン、フルシチョフ、毛沢東等、27名の政治家の奇行等から、特定の病気を考えて、その人物が政治を左右していたことをまとめている。
78年発行、文庫版が改訂版で92年発行だが、やはり古さは否めない。人物等を知る上では、1つのよいアナザーストーリーだと思う。
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