わが半生 (上)

  • 筑摩書房 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480026620

みんなの感想まとめ

歴史的な背景の中で、幼少期からの波乱に満ちた人生を描く自伝は、溥儀の視点を通じて語られます。彼は3歳で清朝最後の皇帝として即位し、その後の運命に翻弄されながらも、紫禁城での思い出や日常の出来事をユーモ...

感想・レビュー・書評

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  • 溥儀の自伝の上巻は、誕生から満州国成立前夜まで。
    溥儀は3歳で清朝最後の皇帝として即位し6歳で退位、中華民国の下皇帝の尊号のみ保持して紫禁城で暮らし続けるも18歳で追われて天津に移る。25歳で天津を脱出し旅順で日本軍部の板垣征四郎と会見し満州国執政となることを受諾する。中心的話題は紫禁城での幼年・少年時代。スコットランド人家庭教師レジナルド・F・ジョンストンも無論盛んに登場する。
    皇帝自身の口から語られる歴史は実にみずみずしく生気に満ちている。特に上巻では幼い溥儀のいたずらなどかわいらしくて読みながら笑ってしまう。史実との整合性はさておいても関係者への取材や資料調査を重ねた跡は明確で単なる思い出の記などではない。そのへんの評論などとても太刀打ちできない手応え。
    決して自己否定のみに陥ることがないよう推敲が繰り返されたそうだが、感傷を抑えユーモアさえ漂う自己との距離の取り方に驚いてしまう。それでいて祖先と帝位への若き溥儀の思いは強く伝わってきて、この後そこにつけこまれることになるとしても復辟の宿望むべなるかな、と思わされる。とにもかくにも圧倒的筆力。本当に、おもしろい。

  • 後半、日本との関係が深まってくるあたりから面白い。

  •  
    ── 愛新覚羅 溥儀/小野 忍・新島 淳良・野原 四郎・丸山 昇・編
    《わが半生~「満州国」皇帝の自伝〈上〉199212‥ちくま文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480026622
     
     わが半生(=正/誤=)我が半生
     
    (20181114)
     

  • 余りにも数奇な運命すぎて
    気になってしょうがなかった人。

    他人が自分と同じ人間であることに気付いた時
    彼はどれほど自分を憎んだんだろう。
    彼だけは、自分の運命を恨んでもいいと思う。

  • 清朝最後の皇帝の手記。書かれた時代背景を含めて、書かれてある文を読むと興味深い。真偽はどうであれ、読み物として面白い。溥儀が可愛い…。

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