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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480028525
みんなの感想まとめ
多様な人間関係や文化の交差点で織り成される物語が描かれています。登場人物たちは完璧ではなく、欠陥や矛盾を抱えながらもリアルな人間らしさを持ち、彼らの友情や別れは、異なる価値観が交錯する中での運命を感じ...
感想・レビュー・書評
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第10回(古典ビブリオバトル)
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イギリス支配下のインドを舞台にした、『眺めのいい部屋』や『モーリス』でも有名なフォースターの最後の長編小説。イギリス人統治官とインド人医師の友情と訣別、彼らをめぐる人々の物語を、オリエンタリズムの視点から見るか、同じアジア人の視点から見るかのどちらかで、物語の印象はかなり変わると思う。
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ハワーズ・エンドは実務の世界が教養の世界の前に膝を折り傅くのがカタルシスだったが、インドへの道では、さすがに作者の老成を経た価値観が反映されており、やや複雑。読後の素直な感想は、この世に生を受けた異なる価値観が、完全な調和を得られるのは、ふたりの想像の世界においてのみであり、実際の世界の制約の中では難しいよでも夢に向かって生きていかなきゃね人間は、ってこと?ふーん。だった。それはそれで激しく同意。
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映画化されている
河田学先生推薦本 -
これぞ、フォースター!と思わせてくれる一作。読み応えもありますが、何しろインドの描写が細かいので、いきなり読み進めるのに苦労しました。
イギリスの文化やインドの文化がよくわからない、イメージできない方は、ディヴィッド・リーンの遺作でもある映画版を参考に見た方がわかりやすいかもしれません!
正直、わたしは大英帝国下のインドに関する知識がまったくなかったので、読んでいてへーっ!と思うことばかりでした。
イギリス対インドという構図の中に、在印イギリス対イギリス、回教徒対ヒンドゥー教徒、母対息子、女対男など様々な対立構造が描かれている。
人はあらゆる違いを乗り越えて愛し合うことができるのか。この作品は、フォースターの長編作品におけるその最大の取り組みである。 -
1268夜
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ハワーズ・エンドが良かったのでもう1冊フォースターを読みました。
人と人との間に国境が挟まるとき、そして支配者と被支配者として出会うとき、友情をはぐくむことができるのか。
人の中の素朴な「良心」というものについて考えました。 -
考えれば考えるほど。フィールディングは俺のようだ。
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フォースターの作品は4作目くらいか?。
これが一番読みたかったけど翻訳ならびに一言一言に
伏線がある気がしてメモりながら読んだらとっても
時間がかかってしまった。
作品をどうのこうのというよりも、私は作家の方に
興味があって好きで読んでる。
本を読んでるとこの言葉がほしかったの!と思うことがある。
人は自分を同調してくれる人や言葉を欲するものだと
思うのだけど、
そのために多くの本に手を出したりする自分もいたりするわけで
まさしくこの作品はそれの宝庫なのです。
人間関係の破綻は突然、思いもよらない時と場所で訪れる。
異文化の違いとか、生きた環境・身分の違いとかそういうフェーズの話でも考えられるけど
もっと大きな運命論みたいな枠としてもとれる感じ。
この作品に出てくる人物で完璧な人はおらず、どこか
欠陥を持っているし、
常にキャラクターが一貫しておらず、変化して矛盾してたりもする。
でもそれが人間ってもんだし、リアルでいい。
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