東京ミキサー計画:ハイレッド・センター直接行動の記録 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 164
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480029355

作品紹介・あらすじ

1963年3月、芸術家たちのパワーが噴出した嵐のような読売アンデパンダン展が終わった。しかし、若い彼らの創作意欲が消えるわけはなく、かくして超前衛芸術家三人は、ハイレッド・センターを結成。三人とは高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之である。物にからみつき、どこまでも延びてゆく紐、梱包、手描きの千円札、卵、増殖し続ける洗濯バサミ…芸術であるものとないものの間で活動した三人の行動記録。

感想・レビュー・書評

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  • 一番狂暴だった頃の赤瀬川原平に会える

  • 芸術について全くの無知で、それを少しでも知ろうと手に取った本。本来は素晴らしい書なのかもしれないが、そう言った観点で手に取ってしまったので、★1コ。
    副題通りの本当の行動記録。

  • この本を73人も登録していることが何より驚きです。
    赤瀬川源平の「東京ミキサー計画」は、間違いなく現代の奇書の一冊でしょう。副題がハイレッドセンターの行動記録となっていますが、このハイレッドセンター、前衛芸術家集団の芸術展示、かなり昔なのに、ふるっています。
    びっくりしたいあなたにおすすめの本です。

    詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120327/1332833993

  • 赤瀬川原平、またの名を尾辻克彦は、1937年3月27日に横浜市本牧に生まれた今年73歳になる前衛美術家・エッセイスト・小説家。

    ただのゲテモノじゃなくてひと味違うモノを発見する路上観察者であったり、三省堂の新明解国語辞典のユニークさを大々的に鳴り物入りで感心してみたり、ヨボヨボでガタガタ(失礼!単なる誇張した表現です)なのを、何を遠慮することがあるもんか、自身の実感からも、居直ってというより逆に自慢していいと高らかに宣言した世間をアッといわせた老人力を誇示したり、この世を彼が生きる限りどこまでも面白がらずにはいれるものかというぐらいですが、またそれがどれもこれも人が言わないたいへん斬新な視点の目からうろこもので、常に目が離せない存在なのです。

    でも、むかしのタモリが、今の数十倍も人騒がせなハチャメチャに面白かったのと同じくらいに、実はこの赤瀬川原平もまた、かつてはもっともっと前代未聞で抱腹絶倒の面白さだったのです。・・・それを書くためには、また別の時間が必要です。

  • ....不思議な世界観に......

  • 知る人ぞ知るハイレッド・センターの行動の記録が書かれています。人々を巻き込んだパフォーマンスは今や伝説となっております。勉強させてもらいました。

  • 1960年代、現実を少しずらして芸術なるものを発生させようとした試み。是非や成功、失敗を超えて、楽しそうである。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
1937年横浜市生まれ。本名・赤瀬川克彦。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業、武蔵野美術学校油絵学科中退。画家・作家。60年代はネオ・ダダ、ハイ・レッド・センターに参加、前衛芸術家として活躍する。70年代は、『櫻画報』などでパロディー・漫画作品を発表。1979年作家・尾辻克彦として執筆した『肌ざわり』で中央公論新人賞、81年『父が消えた』で芥川賞受賞。86年路上観察学会創立に参加。その後ライカ同盟、日本美術応援団を結成。
主な著書に『オブジェを持った無産者』『超芸術トマソン』『カメラが欲しい』『赤瀬川原平の名画読本』『正体不明』『新解さんの謎』『老人力』『四角形の歴史』『東京随筆』など他多数。2014年10月「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体」展(町田市民文学館)「赤瀬川原平の芸術原論 1960年から現在まで」展(千葉市美術館)開催。同月26日逝去。

「2018年 『赤瀬川原平 カメライラスト原画コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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