- 筑摩書房 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480030450
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
不倫の恋をテーマにした二編が描くのは、複雑な人間関係と自己理解の旅です。特に、主人公が自らの選択を通じて「自分で自分を使いたい」と願う姿勢が印象的で、恋愛や結婚の本質について深く考えさせられます。物語...
感想・レビュー・書評
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「男の多くは仕事を退め家庭に戻ると、突然、家族の中で"自分は一人なのだ"と気付く。妻子を守り続けてきたという自負があとかたもなく崩れる/女ならば結婚と同時に"一人であること"を思い知らされる/他人の家族の中へただ一人でいると思う」(p.175-176)
「不倫というのは「倫」を知っている人が使って良い言葉だが「フリン」は違う。「浮気」のただの代名詞にすぎない。不倫は誰に対する言葉だろう。誰かに対したものではなく状態を現す言葉か。夫以外の男に通じるような状態が不倫で、夫に対しては裏切りになる。けれど愛のない夫と交渉を持つのは自分への裏切りで、愛人と抱き合うのは正直な心で⋯⋯と考えると「結婚」が崩壊する。結婚はにんげの進化途上の制度ではないかとこの頃思う」(p.208)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文月悠光さんのTwitterでおすすめされていたのを見て。不倫の恋に思い悩み、最後には、別々の道を選ぶ女性を描いた二編。「わたしは自分で自分を使いたい」という一文が、一番目にとまる。
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女だ。
男だ。
どれも大人だ・・・。
著者プロフィール
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