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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480030467
みんなの感想まとめ
旅の美しさと多様な文化を深く掘り下げたエッセイ集で、著者の独自の視点が光ります。各地の情景描写は短編小説のように生き生きとしており、特に陰影の表現が印象的です。著者は「世界旅行は美の氾濫であり、世界に...
感想・レビュー・書評
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ちくま文庫
三島由紀夫 外遊日記
新聞や雑誌に書いた軽妙な旅エッセイ
この本で「世界旅行は 美の氾濫であり、世界に美しくないものは一つもない」と 語った著者 と 割腹自決した著者が 結びつかない
旅の地の美しさを示す表現力が豊富な点は、大作家であることを認識させる
「救いようがないほど退廃した」冬のヴェニス
「私はフラメンコの最も美しい瞬間を発見した」
「汚らしさも含めて、言うに言われず美しい」インドのボンベイ
「頽廃とエネルギーが結合した町」ニューヨーク
「リオデジャネイロは、夢かと思うばかりに美しい都心である」
「プエルトリコの貧困〜何かしら高貴なものがある〜自然との親和があるから」
「ローマは欧州旅行をする日本人の関門〜別離の情緒のためにこの町は美しい」
「北米合衆国はすべて美しい〜商業主義が支配しているのに、売笑的や美がない」
「私は英国の海を見たいと思った〜海は鏡のようなもの〜一つの国家をとりかこむ海はその国家の魂を正確に映し出す」
旅についての名言「旅には、実景そのものの美しさに加え、古典の夢や 伝統の幻や 生活の思い出など、観念的な準備がいるのであって、それらの観念のヴェールをとおして見たとき、はじめて風景は完全になる」
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タイトル通り、外国についてのエッセイ。
芝居や名所について書かれてはいるが、異国の情景描写が短編小説のようで素晴らしい。三島由紀夫の情景描写、特に陰影の描写は天才的だと思っているが、こちらのエッセイはその情景描写が堪能出来る。 -
昭和32年、アメリカ、メキシコ、ドミニカ、ハイチ、スペイン、ローマ、ギリシャを訪れた際の紀行文。
NYではミュージカルを鑑賞。プログラムに筋などは載っていなかったことから、紹介する筋にもところどころ間違いがあるだろう・・としながらも、しっかりとミュージカル解説になっているところは流石。
今とは全く時代が違うが、1957年の比較文化論は、全く色褪せずに説得力がある。 -
世界一周の日記。
古典文学や日本の芸能にも見識のある著者の評論家としての才能を堪能できる一冊。 -
2009/
2009/
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