キャッツ (ちくま文庫 え 9-1)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480031372

作品紹介・あらすじ

世界中で大評判の超ロングラン・ミユージカル「キャッツ」の原作を新訳で贈る。あまのじゃく猫におちゃめ猫、猫の魔術師に猫の犯罪王…。色とりどりの猫たちがくり広げる、奇想天外な猫詩集。ノーベル賞を受けた、20世紀最大の詩人エリオットが、1939年、51歳のときに出版したこの詩集は、エリオットの猫観察記ならぬ猫交友録とでもいえるもの。ニコラス・ベントリーのカラーさしえ14枚入り。

感想・レビュー・書評

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  • ネコネコらしくかわいい。
    働くニャンコもいいけれど、
    悪者ニャンコが何故かみんな
    いい味わいがある。

  • 久しぶりに、ミュージカルキャッツを見に行ったので、原作本に触れたくなって読んでみました。

    猫への愛情と敬意と憧れに溢れた素敵な詩集。

  • CATSを観たので原作が読みたくて。
    やっぱり猫たちの個性が光って楽しい!

    猫の姿を借りて、人間のだれもが輝いている瞬間を切り取ることだ。

    CATSを観ればその意味が分かる!!

  • 様々な個性を持った猫たちが、愛情たっぷりに、コミカルに描かれていた。一匹一匹の猫の生き方が輝いているように感じた。猫がますます好きになる。今度観るミュージカルが楽しみ!

  • 劇団四季のキャッツ観劇の予習に購入した本。
    色んな猫の人生があって、考え方がある。
    時には、自分や自分の周りにいる人に置き換えて読んだり、ただただ猫を眺めるように読んだり。
    詩集なので読みやすく挿絵もあるので見て癒される。繰り返し読みたい。

  • かわいい猫たち
    想像力豊かな作者がすばらしい

  • 言わずと知れたミュージカル『Cats』の原作…なのだが映画もミュージカルも観てない上にエリオット原作である事も初めて知った。
    猫好きエリオットおじさんが難しい事言わず、猫のようで人間のような猫たちの気ままに自由な世界をコミカルに描く。

    暗鬱な『荒地』で時代を諷刺したエリオットが、子供達に向けて書いた猫の伸びやかな詩の世界観が現代でも途切れる事なく上演され続けているのは、彼にとってさぞ本望なことではないだろうか。

  • ミュージカル「キャッツ」の原作本。
    遊び心いっぱいの言葉の宝石箱。

    ジェリクル・キャッツを
    あえて日本語にするなら「きらきら猫ちゃんたち」?
    なんて、想像しながら読みます。

    お気に入りのフレーズを気まぐれに声にするのが好きです。

  • ミュージカルキャッツの原作。
    舞台でのシーンが頭の中に蘇る。
    15編の詩には、古き1900年代前半のロンドンの、st.Jamesにあるパブや、ディケンズの小説のヒロインが登場したりと、猫の世界を人間に見立てて展開される独特のセンスが面白い。

  • ミュージカル「キャッツ」の元ネタ的な絵本のような詩集のようなそんな本。個性あふれる猫たちは猫ゆえに天邪鬼で気ままで個性的。あまのじゃくなラムタムタムタガーはやりたいことばかり。どうにもお手上げだ。というオチにそうか天邪鬼はお手上げなのかとニンマリ。

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著者プロフィール

1888年ー1965年 アメリカ・セントルイスに生まれ、1928年、イギリスに帰化。『荒地』を発表、詩人としてゆるぎない名声を確立。1948年、ノーベル賞受賞。

「2015年 『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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