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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480031556
作品紹介・あらすじ
天衣無縫な文章で死後いっそう読者を鼓舞する俳優が、ジャズとミステリと映画に溺れる日々を活写する。撮影の合い間にダシール・ハメット、チャールズ・ミンガスの演奏に「サンキュー」と叫び、『ロッキー・ホラー・ショー』を見て、日本じゃできねえ映画だとうなる。役者としては宮下順子の上で腹上死し、『愛のコリーダ』で乞食役。70年代が猥雑さと活力に満ちてよみがえる。
感想・レビュー・書評
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読者家の親父が人生でNo.1って言ってたな~
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とにかく洒落てる、かっこいい。
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イッヒッヒーたまらんでこの本は、客観的に見ている自分を自虐しながらJAZZ、ミステリー、映画(といっても殿山さんの出演している映画だが)おもしろおかしく、実はシリアスに書いている。本当は、真面目で不器用で人情味のあふれる人だと云うことが、文脈からにじみでている。
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「プレイヤー文体」という言葉を確か山下洋輔が彼の文章を評して語っていたのですが、確かに。女性と音楽と読書が大好きな著者の本はどれを読んでも楽しいですが、なかでもこれが1番好きだ。
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