- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480031587
感想・レビュー・書評
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<経緯>
» インタビュー#001 西村 佳哲さん » こどものカタチ
7.そのものになること
http://www.kodomonokatati.org/interview/001/7/
自転車をこいでる”じゃなくて、“自転車をこいでいるになる”とか、“走ってる”じゃなくて、“走っているになる”っていう、その経験に丸ごと自分がなっちゃう時だと。あと、ナチュラルハイになる時っていうのは、自分が拡張されるっていうか、自分っていうものの範囲が広がる時だなと思ってるんです。僕らはどこまでが自分かっていうことを考えたときに、この指の先までが自分かって考えると、決してそんなことはなくて、例えば、凧揚げをしてる時は、その凧の先っぽまでが自分だし、
(略)
そういうナチュラルなハイの楽しみを一番よく知ってて、それを日常的にやってるのが、子どもだと僕は思います。だから、遊びっていうのは、何かをすることじゃなくて、その遊びそのものになるっていうことだと思う。
<理由>
身体拡張感、自己効力感と同じ意味、異なる表現なのかもと思った。デザインの本質に迫るキーワードや発見があるかも。
<入手>
藤沢図書館で借りる
http://www.lib.city.fujisawa.kanagawa.jp/clis/detail?NUM=000669774&CTG=1&RTN=01&SID=K9$n89UleANSpbj&TM=194129722
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ハイと言っても、ただ快楽的な面だとか、逆にスピリチュアルな方向性ばかりに傾く事無く書かれた良書。
情報が溢れている現代だからこそ、頭で考える理屈だけでは無く、体や心が感じるハイと言う感覚を大事にする事が日々の生き甲斐につながるのではないかと感じた。 -
たしかに、
本当に、ハイなときって、
「私」が「音楽」を聴いてるんじゃなくて、
「私」は「音楽」に、なって、空間に拡がってく。
そんな感じする。
憂鬱なときは、人に八つ当たりしちゃうときもある。そんなときも、
「私」が「世界」にいるんじゃなくて、
「私」=「世界」と思えば、
隣の人にも、やさしく出来る。
ハイって、アブナイ状態じゃない。
ハイになることで、やさしい人になれたりする。
今まで言葉に出来なかった「ハイ」状態を、
言葉にしてもらった。そんな本。
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ハイっていうと、なんだか非合法的な臭いがしたり、
怪しげですが、
鍼灸師である上野先生によると、
人間は、いろいろなタイプのハイを求めて生きているそうです。
ハイ(リラックス状態で得る、周りとの一体感)は、
音楽や、運動、食なんかでも起こる。
そうすると、からだが自然に安らぐそうです。
う〜ん、ハイって奥深い。(R) -
呼吸ハイを電車で密かにやってみました、ナチュラルハイになれた気がします
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わしが持っているのは六興出版ヴァージョン。
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医学、宗教学等様々な分野の最新(もうそうでもないか…)の研究成果から心の神秘について考察しています。生きにくい世の中を自分なりに元気に渡っていくヒントがいっぱい詰まっています。決してヤバイ本ではありません(笑)。