大菩薩峠 20 (ちくま文庫 な 21-20)

著者 :
  • 筑摩書房
3.57
  • (2)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480032409

作品紹介・あらすじ

福井城下で福松と別れた兵馬は長浜に戻り、竜之助、お雪の名を記す卒塔婆に出会う。ついで胆吹では、廃墟と化した王国を前に立ちすくむ。王国を見限ったお銀様は、山科で財力をかける新たな計画を企てていた。一方、竜之助は新撰組の一派と過したのち、寂光院の尼僧のもとに寄宿。駒井らの船は椰子林のある無人島へ到り、新生活の建設にかかる。与八は、子供らの教育や荒地開拓に情熱を傾けていた…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 遂に終わりました、結局未完ですよね、この話。
    最後の3巻辺りは話にダイナミズムがあってそれなりに面白かったですが、ここまで長いと結局作家の独白的文章と言わざるを得ないかも。少なくとも読者のことは気にしていなかったような気がするなぁ、最後は。
    その点で終わりを考えないマンガと同じであまり感心しないというところでしょうか。

  • 長いよ

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

明治18(1885)年‐昭和19(1944)年。神奈川県西多摩郡羽村(現、東京都羽村市)生まれ。12歳で上京、電話交換手・小学校教員を経て社会主義運動に加わる。明治39(1906)年、都新聞社に入社。大正2(1913)年、28歳で『大菩薩峠』連載を開始。都新聞連載終了後は、毎日新聞・国民新聞・読売新聞などに昭和16 (1941) 年まで書き継がれた。

「2016年 『日本武術神妙記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中里介山の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×