不思議の町 根津

  • 筑摩書房 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480032676

みんなの感想まとめ

歴史と人々の暮らしが交錯する町の魅力を深く掘り下げた一冊。著者は、根津の神社や町の起源、さらには著名人との関わりを通じて、埋もれた歴史や変遷を丁寧に描写しています。現代の変化の中でも、この町がどのよう...

感想・レビュー・書評

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  • この本の後もどんどんマンションが増え、根津もどんどん変わっているのではないかなぁ。

  • 20150805
    神社があるから古かろうという単なる興味本位から読みはじめた。名前の起源や所縁の有名人、土地の変遷などなど。今街を歩いてもわからない、埋もれてしまったり無くなってしまった歴史を採集している。
    はん亭の起源が読めて良かったのと、眼鏡の碑の謎が解けて面白かった。

  • 根津の町の人と歴史を、丁寧に掬い上げた本。
    根津権現の縁起から、どうやって町が出来上がるか、水道や電気がどうやってやってきて、人々の暮らしをどう変えたか。
    こうしたことは、調べようと思ってもなかなか分からないことだが、丁寧に調べてある。
    低湿地で、水も悪く、どぶ泥が溜まりにおいもする・・・そんな悪条件の重なる町なのに、人々がどんなにこの町を愛していることか。
    行ったことのない町なのに、とても懐かしい気持ちになる。

    坪内逍遥の妻の話も興味深かった。
    あとは団子坂の菊人形。
    漱石等の小説にも出てくるけれど、何がそんなにいいのかと思っていた。
    この本で、明治の頃の、見世物としての生き生きとした会場の姿が垣間見られ、ちょっと当時の人の心境が判った気がした。

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著者プロフィール

1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(以上、ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)、『谷根千のイロハ』『聖子』『聞き書き・関東大震災』(以上、亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。近著に『じょっぱりの人――羽仁もと子とその時代』(婦人之友社)、『谷根千、ずーっとある店』(朝日新聞出版)などがある。

「2025年 『野に遺賢をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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