シャーロック・ホームズ全集 詳注版 (1) (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (1997年1月1日発売)
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感想 : 11
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784480032713

感想・レビュー・書評

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  • シャーロキアンってすごい。このような仕事を見るとそう思ってしまう。ホームズ物って事件の発生日時とか背景がけっこういいかげんに書いてあるのは周知のことだと思うけど、これがまたファン諸氏にはたまらん所なのかも。ホームズを実在の人物としてしまって現実にあてはめるというけっこう膨大な作業が、この探偵の登場した時から倦むことなく続けられてきたわけだけれど、それもここに極まったか?何しろ、これはホームズ物を事件の発生順に編集した画期的な試みなのですから。第1巻にはプロローグとしてかなり長い論文を掲載。これがまた読ませる。ホームズはすべて読んだという方もこの第1巻だけは読む価値ありだと思うな。世界でいちばん有名な探偵ホームズ、国会議事堂の所在地番は言えなくても彼の住所ベーカー街221Bなら知っているという方も多いのではありませんかな?(

  • 昔からよく読んできた話なので新鮮味はないが、事件の発生順に各話を並べ替えたことが新鮮で楽しめた。豊富な脚注も魅力。

  • b750
    b850-2013.6.11

  • 作品だけを読みたかったので、前半の12までは読まなかった。
    「グロリア・スロット号」「マスグレイヴ家の儀式」ともに、ちょっと粗削りな感じがした。
    面白かったけれど。

    注がいっぱいついていたのは、面白かった。
    全部を読んではないけれど、気になったら注を読んでみて…と、興味深く読めた。

  • 『二人の医師と一人の探偵』

    『グロリア・スコット号』

    『マスグレウヴ家の儀式』

  • シャーロック全集読もー!て思って手にとったのは、この本だがすごかった…。何がすごいて、序文が408ページあるのね。序文が何かっつーと、熱烈なシャーロックファンのベアリング・グールドさんによる解説なわけさ。
    ビックリだよね。色々事件とかシャーロックの私生活とか検証してるからね。
    なんか、ネタバレの嵐だからシャーロック全集読んでから序文に着手するがよろしい!て書いてあったから、序文はとっとくことにしました笑。

    この全集はシャーロックの手がけた事件が、時系列におさめられてて、1には『グロリア・スコット号』と『マスグレイヴ家の儀式』があった。

    ハドソン夫人の旦那が非常に残念な感じでびっくり。

  • 解説と註が本文以上の小説というのを久々に読んだ。
    当時の挿絵もふんだんにあって、贅沢な一冊。

  • わくわくする!!!大好き!!
    「グロリア・スコット号」「マスグレイヴ家の儀式」

  • ドラマ「シャーロック」がかなり面白かったので久々にホームズ再読。読んだことない翻訳でと思ったので上級者向けらしいこの全集。1巻はほとんどホームズ研究の研究。というかホントに上級者向けだシャーロキアンこわい。

  • 読みながら注釈を追うと挫折します・・・orz

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2023年 『コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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