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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480033659
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
食をテーマにしたエッセイで、著者のユーモアあふれる語り口が印象的です。古風な表現や西洋的なメニューが描かれ、時代の流れを感じさせる一方で、日本の旬の食材の描写も魅力的に描かれています。著者は森鴎外の長...
感想・レビュー・書評
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自分の中でこの作品に偏愛する瞬間があったり、しかしながら読み切れず断念するなど評価が難しい作品。
純粋に想像力が乏しい私に古風な表現は難しかったか。
ちなみに、粋でお洒落な文体と空気感に酔いしれる気持ちよさは格別。
キャフェ バタァ クレエム チョコレエト リキュウルといった言葉に惹かれる貴方、是非。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西洋的なメニューや食べ方が
洒落てて美味しそうだけど
現代では謎?な組み合わせや
なんの食材かピンと来ないものが
あったり...時の流れを感じた...
やっぱり日本の旬の食物の描写が
美味しいく思えたな〜
食べ物のエッセイに鴎外や家族
著名人とのエピソードが
挟み込まれているところが
興味深く面白いかった
コケティッシュな感じが彼女の魅力
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食いしん坊による食のエッセイ。
どこか子供のような無邪気さのあるユーモア抜群の著者の語り口。
ランチの合間に読み進め、食べることの楽しさと幸せ、違う文化圏の食の食べ飲み比べの面白さを、明治〜大正〜昭和の時代の流れとともに楽しめる。
森鴎外の長女である彼女の生い立ち、生活、親の育て方が、彼女の小説家としての面白味を作り上げたのだろう。 -
好きすぎて冷静に評価できない
再読しすぎてボロボロになってしまった
己の審美眼を揺るぎない言葉で言い切ってくれる
森茉莉の中の乙女と食通の部分が芳醇な香りを醸し出しマリアージュしている、陳腐な例えになっちゃったけど。
本の中のレシピでうちの定番になっているのは枝豆とハムのお寿司 夏によくやります
私の人生の友達 -
森茉莉の世界から抜けられない。抜けたくない。貧乏な、ブリア・サヴァラン。一行目からひきこまれてしまう。食べ物の描写は独特のカタカナ使いもあって、食べたくなること間違いなし。明治大正の日本を体験してみたいと思う。森鴎外が飲んでいたチョコレエト。ロシア・サラダ。トマトをバタアを入れて煮て、ご飯にかけて食べる。トマト好きなので、試してみたい。ご飯にかけず、そのままを白葡萄酒でいただきたい。そう、ワインも葡萄酒と言われた方が、幸せなのでは?と思ってしまう。バラも薔薇の方が素敵。独りよがりな世界と言われればそれまでだけど、どんどん独りよがりになりたいと思う。年表まで作り、森茉莉のいた時代を感じたい今日この頃。
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すぐに森茉莉さんの大ファンになった。こういう熱量が高くて無駄な動きが多い人って大好き。
彼女のように、みんなで自分の気持ちよさをとことんまで追求すれば、一周回って世界は平和になるかもしれない。 -
とても好き。オモロイ。
日常のどうって事のない出来事が、ひたすら美しく書き尽くされている。自称マリア。生業は文筆業。美味しいものと美しいものに目がない世間知らずの痛い女。自分の行いにチョコチョコ突っ込みを入れている所が可愛いです。殆どコメディ。読んでいる間ずーっとニヤニヤしてしまった。全然貧乏ではない現代の手塚治虫、森鷗外の娘である。マリアごっこしたい。だがしかし、悲しい哉、語彙が無さ過ぎて出来ないわ。流石マリア様ね。
三谷幸喜のしょーもないエッセイを最後まで読める方。若しくは、嶽本野ばらの怒涛の一人称お耽美作品が好きな方にはお勧めします。繁忙期に読むとイライラすること間違いなし!元気な時にだけ会いたい友達ですね。居る居る、こういう子。私は嫌いではないです。毎日は疲れますが。ハイ。 -
再読ですが、ブクログ始めた記念の一冊に。森茉莉さんにハマったきっかけが、この本と「贅沢貧乏」でした。彼女の小説に使われているような贅沢な言葉遣いがひたすら素敵だなぁと思って読んでいましたが、今読んでもやっぱり素敵!料理のエッセイなど、レシピ集でもないのに引きつけられてしまう。独逸風サラダなど、何度作ったことか。本当においしい、そして楽しい一冊。もちろん茉莉さんの怒りにも頷きつつ、かわいらしいなぁと思ってしまうのです。
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こてつさん、こちらからこんにちは(*^_^*) 森茉莉さんはいつか読みたいと思っているのです。さすがこてつさん、読まれてますね~(*^-゚)...こてつさん、こちらからこんにちは(*^_^*) 森茉莉さんはいつか読みたいと思っているのです。さすがこてつさん、読まれてますね~(*^-゚)b 過去の読了本は登録されないのですね。私もそうすれば良かったかな~(>_<) ランダムに登録してるのですが、かなり重労働なんですよね★ 私も使い方わかっていないので、ワザを習得されたら教えてくださいね。とりあえず…メッセージ機能的なものはナイノカナ(笑)。2013/09/04 -
はこちゃん、ここに書きこんで気がつくかな?メールでお知らせは行かないだろうし…私も手探り状態です。はこちゃんのページもまだ覗く余裕がなくて、...はこちゃん、ここに書きこんで気がつくかな?メールでお知らせは行かないだろうし…私も手探り状態です。はこちゃんのページもまだ覗く余裕がなくて、ごめんなさい。メッセージ機能、あったら知りたい〜!過去本は、まだ向こうのアカウント消すつもりがないので、そのままです…。外から見えちゃうのは、もう目をつぶって(笑)森茉莉さんは、特にこのエッセイ本は好きです。小説はやや耽美的傾向と独特の言葉遣いが好みかどうかで別れそうです。河出書房から出ているムック本もあって、よく纏まっていて面白かったです。2013/09/05
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森鴎外の娘だよーとだけ説明をうけて譲り受けた本
率直な感想は食べることが好きな方なんだな〜と思った
面白かった けど、どうしてもエッセイを普段読まないから読みにくさは感じてしまったこれは私が悪い -
森茉莉みたいに、たとえヒゲキ的な状況だろうと美味しくて愉快な生活を送りたい
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森鴎外の娘のエッセイで、鴎外や元夫との思い出や現在の暮らしぶりと、美食家らしく全般にわたって食の話題について。序盤に出てくる、夜更かしのお供にしているダイヤ氷に注ぐ紅茶が素敵すぎて真似したくなった。
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ハラヘリ読書というエッセイから気になった本でした。
森茉莉ら、シュークリームのことをシュウクリイムと表現したり、チョコレートのことをチョコレエトと表現したり、コカコーラのことをコカコオラ、ソースのことをソオスなどなど
表現方法が独特です。
だけど、シュウクリイムとチョコレエトの方がより美味しそうだなと感じます。
表現って不思議ですよね。
内容自体は、そこまで面白いなと感じることはなく、どちらかと言うと読みにくいなーと思いパラパラ読みでしたが、ハラヘリ読書でも紹介されていた森茉莉独自の表現方法をキャッチしたく、目を光らせていました。 -
家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱などの清汁・・・江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。垂涎の食エッセイ。
こないだEテレでお金が欲しい時に読む本で森茉莉が紹介されていて、若い人にも茉莉さんの素敵な文章が広まればいいなと思ったばかりです。何度読んでも、やっぱりいいな。空腹のときには決して読んではダメですが(笑)彼女の過激だけれど愛にあふれた言葉の数々が私にとってはまぶしくて、豊かな精神性を目標にしたいと思いながら生きてます。 -
長らく気にはなっていたのに、読む機会がなかった作家。
このほど、ようやく、はじめて読む。
サヴァランというと、洋菓子を思い浮かべる。
あのお菓子の由来となったフランスの政治家にして美食家のブリア・サヴァランという人がいるらしい。
「グルメ」の謂いかと思われる。
自由な形式。
一つ一つの文も、長かったり短かったり。
最初読みにくいなあ、と思ったが、あっという間にハマる。
ただ好きな食べ物について語っているだけなのに、人となりが伝わってくる。
食いしん坊で、好き嫌いがはっきりしている。
少し前に流行った「丁寧な生活」なぞとは大きく違う。
こんなふうに、好きなように生きて行っていいんだ。
勝手に、そんなふうにも思えてくる。
フランス料理は大好きなのに、ビスケットだけはイギリス流がよく、「ビスキュイ」は認められなかったらしい。
氷屋さんで買うダイヤ氷。
婚家で覚えた「八杯豆腐」とは一体なんぞや?
薔薇や菫の砂糖菓子。
記述から、今の世にはない生活が彩をもって目の前に現れてくる気がする。
家族からの評価も高かったという彼女の料理の特徴は、日本酒をたくさん振りかけることと、上等のバターが使われること。
母のしげと自分は世間から「悪妻」認定された、と書く。
けれど、どこかおおらか。
別れた夫、山田珠樹との生活も、それなりに楽しかった、と思っているようだ。
父鴎外から、「上等、上等」と言われて育てられたため、実際より幾分上等に育った、とご本人はいうけれど、そうした人柄のよさが見える気がする。
思いついたことを散漫に書いてしまうけれど、白雪姫のことが気になる。
彼女が子供の頃(明治の終わりごろ)には、まだ子供用のおとぎ話の本には入っていなかった由。
両親はそれを「ゆきしろひめ」と呼んでいたという。
たしかに英訳では「Snow White」。
「しらゆき」という言葉がなんとなく嫌い、という茉莉の感性が、わたしにもなんとなくわかる。
それから、文化人の仲間、先輩とのつきあいも割と多い人という印象も受けた。
三島由紀夫、室生犀星、三好達治、吉行淳之介・理恵きょうだい。
白石かずこ、矢川澄子、富岡多恵子、三宅菊子。
人間関係も豊かだった人のようだ。 -
酒好きの甘い物好きなので、サヴァランに目がない。ほんの、それだけの理由で電車の乗り継ぎの僅かな時間に手に取ったのがこの本だった。以来、たびたび読み返している。
とにかく徒然と美味しそうな記述が続く。バタ、パン、トマト………瑞々しく脳裏に浮かぶのは、たぶん、本人が好きで好きでたまらない気持ちが文章に溢れているからだろう。食べ物の他に「贅沢」という概念についてもたびたび言及されており、食いしん坊の隙間から独特な人生哲学がちらっと顔をのぞかせるのも面白い。
「森茉莉の食」に焦点をあてた一冊だが、本人のキャラクターにぐんぐん惹き込まれる。気持ちを贅沢に大好きな食卓にのぞむ。こういう感覚を失わずに、豊かに歳を重ねていきたいと密かに思うのだった。 -
森茉莉の著作のなかから、料理にかんする文章をえらんで収録した本です。
わたくし自身は残念な舌の持ち主で、どんなものでもたいていは美味しいといって食べてしまう質なのですが、料理について書かれた文章を読むのが好きで、辻静雄や有元葉子といった料理研究家の本をしばしば手にとります。
「マリアは貧乏な、ブリア・サヴァランである」という文ではじまるエッセイ「貧乏サヴァラン」は、戦後に「贅沢貧乏」をやってみたことで「贅沢貧乏」が好きになったといいます。そんな著者が「お菜を拵らえるのが道楽のようなものである」と述べることからはじまる「私の道楽」というエッセイは、わずか1ページに収まる文章ですが、文章を読むことの「贅沢」をあじわえます。そんな文章の締めくくりに、「白石かずこ、矢川澄子、鍈子ちゃんなぞが長く記憶している美味なものである。精神をこめないと駄目である。料理番組のしち面倒臭い料理はすべてばかげている」とあって、料理のうまみに輪郭がつけられるかのように、森茉莉という書き手の個性を読者に印象づけるものになっています。
好きな嗜好品に「チョコレエト」「洋酒」「煙草」の三つをあげる著者は、洋酒と煙草は少量しかたしなむことができず、「いくらでもたべられるのはチョコレエトだけである」といい、チョコレエトは大人の食べ物だと断固として主張しつつも、「もしすきな洋酒がチョコレエトなみにいくらでも飲めるのだったら、私という人間は、ヴェルモットを飲んではホームズを読み、ボルドオの紅を飲んでは小説を書き、また小説は今よりもうまく書けて、いつも酔い果て、朦朧として編集者にあい、どんな好きな映画がかかっても、腰が持ち上がらないかも知れない」と、次々に語り出されるところなど、思わず頬がゆるんできてしまいます。 -
美味しいものをたくさん食べて死にたい
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初森茉莉。初っ端から、おもしろい。何冊ぐらい出ているのかなあ。
寝る前に読む本としては、お勧めできません。お腹が空いて、何か作りたくなっちゃう。絶対に。 -
これほど括弧やemダッシュによる説明が長い文章は初めて。
この言葉を選んだ意図を絶対に誤解させたくない!とか、私の性質を聞いてちょうだい!という意気込みが凄い。熱い…。 -
何度読んでも面白い
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