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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480034335
みんなの感想まとめ
対話形式で展開されるこの作品は、著者が山田風太郎との数回の面会を通じて得たインタビューを基に、その独特の雰囲気を巧みに再現しています。関川夏央がリライトを手がけることで、風太郎の個性が生き生きと表現さ...
感想・レビュー・書評
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橋本治は山田風太郎にイカレていたが、関川夏央もそうだった。
山田風太郎(1922-2001)へのロングインタビュー。実際に面会したのは93年から95年にかけて数度。そのatmosphereをもとに、風太郎が書いているものから適宜引っ張り出して、疑似インタビューが構成されている。抜群におもしろい。すぐれた伝記や評伝でも、ここまではいかない。
対話形式で進行。leadingする関川、合いの手を入れる関川、そのなかにちゃんと(ちゃっかり)自分を入れ込んでいる。関川ファンにとっては、そこもおもしろい。
単行本の刊行は95年、山田風太郎の存命中だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり山田風太郎只者じゃない…!
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関川夏央と山田風太郎の対談。
ではあるが、実際には関川夏央がとても上手くリライトし、山田風太郎の雰囲気を崩さず、すっきりとまとまっています。
随所に山田風太郎のエッセイが挿まれています。
「『ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃』
という西行の歌は私の大好きな歌であるけれど、きさらぎというと、実際はいまの暦の三月であろう。三月に桜の花が咲くであろうか、などいま改めて不思議に思う。
(中略)
私の三月の記憶は暗愁に溢れている。
しかし、それも遠い遠い昔の想い出となれば、その暗愁も一種の甘い霧にぼかされる。むしろやけに明るい四月や五月よりも、まだ大地は暗いけれど、どうやら空がほの明るみはじめた三月の方が好ましい季節のようにさえ思われる。
そうだ、三月に死ぬことにしよう。
『ねがはくは花の咲くまへの春死なんその三月の望月の頃』」 -
セキカワx風太郎という最高のコラボレート。羨ましいなぁ関川さん。
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山田風太郎と関川夏央の組み合わせがたまらないのです。
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