ヴァージニア・ウルフ短篇集 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 249
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480035141

感想・レビュー・書評

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  • ヴァージニア・ウルフが私の一部になればいいのに。

  • ウルフは初めて読んだので、意識の流れと呼ばれる作風には慣れなくて没頭できない部分もあったけれど、それでも美しい感覚の世界は魅力的だった。
    「ラピンとラピノヴァ」と(最後の一文よ!)映画A Ghost Storyにインスピレーションを与えたという「憑かれた家」が特に好きだった。

  • ウッ訳が難しい

  • Kindle版

  • 詩と小説のあいだ。

  • 再読。私の手は必ず【青と緑】で止まる。わずかニページ足らずの作品だけれど、初読時には眩暈を覚えるほど強烈で鮮烈な衝撃を受けた。

    青から緑へ、緑から青へ…。最低でも三回は読む。澄明な水の軟らかさと滑らかさと煌めき。磨き上げられた直後の宝石の硬さと鋭さと輝き。瞼の裏で青と緑がせめぎ合い、次第にそれらは全身に染み渡り、血液が沸騰するような高揚感を与え、恍惚を陶酔に、陶酔を酩酊に、酩酊を耽溺に塗り替えていく。だから先に進めない。

    【月曜日あるいは火曜日】についても同じような状態に陥る。焦点を定めることのできない私は、空の彼方に霧散する「真実」を見失ってしまう。
    《2015.08.11》

  • 訳がすこし耽美的な感じなので、詩に近い煌めきの短篇集だった。「ラピンとラピノヴァ」は最後女性にはずきんとくる話。ヴァージニア・ウルフの研ぎ澄まされた繊細な感覚と表現に驚く。「乳母ラグトンのカーテン」「サーチライト」「憑かれた家」「池の魅力」「徴」「壁の染み」が好き。何度も読み返したい…読み返す必要がある…リリカルで暖かくて切なくて魅力的な作品が多かった。

  • 2014/04/14

  • 好きな話もあったけど基本的によくわからなかった。長編のほうがいいかもしれない。

  • ラピンとラピノヴァ
    青と緑
    堅固な対象
    乳母ラグトンのカーテン
    サーチライト
    外から見たある女子学寮
    同情
    ボンド通りのダロウェイ夫人
    憑かれた家
    弦楽四重奏団
    月曜日あるいは火曜日
    キュー植物園
    池の魅力

    壁の染み
    ミス・Vの不思議な一件
    書かれなかった長編小説

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著者プロフィール

イギリスの作家。1882年ロンドンで生まれる。作家・芸術家・批評家のサークル〈ブルームズベリー・グループ〉に加わり、1915年、第一長篇『船出』を発表。〈意識の流れ〉の手法を用いた『ダロウェイ夫人』(25)、『燈台へ』(27)、『波』(31)で先鋭的なモダニズム作家として高い評価を得た。1941年、『幕間』(没後出版)の完成原稿を残して入水自殺。

「2020年 『フラッシュ 或る伝記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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