蛙の子は蛙の子

  • 筑摩書房 (2000年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480035684

感想・レビュー・書評

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  • 「阿川弘之」、「阿川佐和子」父娘の共著『蛙の子は蛙の子 ― 父と娘の往復書簡』を読みました。

    「阿川弘之」作品は『雲の墓標』以来約1ヵ月振り、「阿川佐和子」作品は『タタタタ旅の素』以来約1年半振りですね。

    -----story-------------
    当代一の作家「阿川弘之」・エッセーにインタビューに活躍する「阿川佐和子」父娘が、本音で語りあう、初の共著。
    仕事・愛・笑い・旅・友達・恥・老いなど、時代をこえる15の主題をめぐってユーモアあふれるやりとりが展開する。
    「お金」の時代―汚職、贈賄、不倫、殺人があとをたたず、厚顔無恥の徒がはびこり、末世の様相の今日、人間らしい生き方や人生の豊かな愉しみ方について、さまざまな示唆を与えてくれる。
    -----------------------

    雑誌『ちくま』に掲載された父娘の往復書簡を文庫化した作品。

    編集部から出題された以下の15テーマに沿って、父娘が議論する構成を採っています。

     ■手紙について
     ■仕事について
     ■旅について
     ■愛について
     ■孤独について
     ■友達について
     ■怒りについて
     ■笑いについて
     ■歳をとることについて
     ■自然について
     ■恥について
     ■学ぶということについて
     ■義について
     ■頭がいいということについて
     ■言葉について

    「阿川佐和子」が「阿川弘之」に手紙を書き、それに対し「阿川弘之」が返信し、それに「阿川佐和子」が返信し… と、繰り返し手紙を使って議論し合いながら、個性的な父娘関係を暴露していく往復エッセイ集でしたね。

    お互いの欠点をちくりちくりと指摘し合う部分も何だか微笑ましい感じでした。

    この父娘… マスコミから知りえる範囲でのイメージや、作品の印象(数冊読んだ範囲での評価ですが… )は大きく異なりますが、実は似た者同士なんでしょうねぇ。

    生き方や言葉への想い等に対する考え方に共感できる部分が多く、愉しく読むことができましたね。

  • 蛙の子は蛙の子:父と娘の往復書簡(ちくま文庫)
    著作者:阿川弘之
    娘とは作家の阿川佐知子
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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