あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫)

著者 : 夏目房之介
  • 筑摩書房 (2000年9月発売)
3.33
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  • 本棚登録 :19
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480035868

作品紹介

妄想癖の強かった少年時代に読んだ「サイボーグ009」。性に目覚める頃、強い印象を受けた「サスケ」の中の入浴シーン。「フーテン」に憧れた高校時代。漫研で活躍し、恋とジャズ修業に励む、大学生に影響を与えた真崎守、宮谷一彦、川本コオ、エモリ・I、佐々木マキ、山上たつひこ…恥多き青春の思い出を語りつつ、戦後マンガの歴史を新たな角度から描く。

あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2000(底本1997)年刊。◆マンガ批評の体裁だが、基本は、60~70年代にかけての著者の青春譚である。エロ、過剰な自意識、クスリ、学生紛争、ジャズ喫茶、恋愛とセックス。当時の退廃的な空気感を醸し出しつつ、各々の時代に著者に影響を与えた漫画の批評を展開。ただ内容として面白いのは、「青春の苦悩」ともいうべき情景を、著者が照れを交えながら描写していく件である。特に、大学時代のそれは非常にいい。もっとも、著者が批評したマンガを私がほとんど読んだことがなく、マンガ批評に目がいかなかっただけかもしれないが…。

  • 2000年9月6日、初、並、帯無
    2013年3月27日、伊勢BF

  • 100 みちくさ

  • 夏目さん自身の思春期と漫画というものの思春期を重ね合わせて語っていて、なんかこう、切なくなってきてしまった。漫画の紹介とかはさすがにうまいが、それ以上に夏目さんの自分史が非常に興味深かった。

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