怪奇探偵小説傑作選 青蛙堂鬼談 (1) (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (2001年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480036414

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

恐怖と美しさが融合した物語の数々が楽しめる作品で、古今東西の要素を巧みに取り入れた怪談が展開されます。特に、因果応報的なストーリー展開や、話の締めくくりが恐怖感を高める手法が評価されています。二部構成...

感想・レビュー・書評

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  • 怖い!!!!!!!!けど読みやすいし、古今東西の要素、探偵要素、因果応報的な展開、どれも完成されていて面白かった!

  • 半七捕物帳で有名な人です。
    怪奇探偵小説って銘打ってますが、どっちかというと怪談話です。
    話の締めくくりのボカシ加減がいい具合に恐さを盛り上げてくれます。
    古いものですが読み憎さは感じません。

  • 西瓜 が気になる。。

  • (収録作品)木曾の旅人/青蛙神(青蛙堂鬼談)/利根の渡し(青蛙堂鬼談)/兄妹の魂(青蛙堂鬼談)/蛇精(青蛙堂鬼談)/清水の井(青蛙堂鬼談)/窯変(青蛙堂鬼談)/蟹(青蛙堂鬼談)/一本足の女(青蛙堂鬼談)/猿の目(青蛙堂鬼談)/黄いろい紙(青蛙堂鬼談)/竜馬の池(青蛙堂鬼談)/白髪鬼/水鬼/鰻に呪われた男/蛔虫/河鹿/麻畑の一夜/経帷子の秘密/慈悲心鳥/鴛鴦鏡/月の夜がたり/西瓜/影を踏まれた女/笛隊(青蛙堂鬼談)

  • 本は二部構成になっていて、第一部が「青蛙堂鬼談」全12話。
    百物語の会で、参加者が次々に怪談・奇談を語ってゆく、
    という趣向。
    養父と成長した養女が妻の死後に夫婦同然の関係になるのだが、
    その娘が刀に付いた血を舐めたがるという「一本足の女」が
    一番ゾゾッと来ました(^_^;)。
    第ニ部は独立した短編が並んでいるのだが、
    第一部に倣って「●●君は語る」といって始まる話ばかり
    集められていて、やっぱり百物語のスタイルを踏襲している。
    これは編者のアイディアですね。上手い。
    それにしても文体が滑らかで非常に美しい。
    上品です。
    だからどんなに不気味な話でも後味が悪くない。
    読者を強引に怖がらせるような演出は一切せず、
    作品一つ一つが醸し出す雰囲気が
    次第にじわーっと効いて来るような
    巧みな筆捌きを満喫しました。

  • レビュー:

    岡本綺堂、と言っても最近は知らない方が多いだろう。岡っ引の回想録という形での推理小説「半七捕物帳」や歌舞伎の劇作、そして卓越した英語力(父が英国公使)でディケンズやデフォーの怪奇小説の翻訳、とその精力的な創作力にはただただ圧倒。又、明治の文人でありながら江戸情緒に並々ならぬ愛情と造詣が深く世相を織り込んだ随筆も、これまた素晴らしい出来だ。(勿論、筆致はすべて静謐として味わい深いし。)しかし、やはりオイラは先生の「怪談」が好きだ。今はホラーブームで、映画から小説から漫画から…とかく「恐怖」を描きたがる。しかし、この綺堂先生の「怪談」は田舎のほの暗い日本間の隅に何かがいるようなどこか郷愁を誘うものだ。明治は遠くなりにけりだが、あの時代の息吹とまだ闇が恐れられていた頃の漠然とした、でもそこに確かに存在する恐怖感を感じる事ができる。そして、現代でも起きていそうな身近な怪異。(実際、元ネタはここから、というのもかなり多い)怖がり好きの貴方、今年の夏は綺堂先生を体験してみないか? 夜、眠れなくなるというなら午後から読み始めればいい。丁度本を閉じれば日没。そう「逢魔ケ刻」。異界との扉が開くこの時、すぐそこに降りてきた薄闇の中に何かが潜んでいる…。
    登録:09/07/12

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  • 目次
    第一部 青蛙堂鬼談
    青蛙神
    利根の渡
    兄妹の魂
    猿の眼
    蛇精
    清水の井
    窯変

    一本足の女
    黄いろい紙
    笛塚
    竜馬の池
    第二部
    木曽の旅人
    水鬼
    鰻に呪われた男
    蛔虫
    河鹿
    麻畑の一夜
    経帷子の秘密
    慈悲心鳥
    鴛鴦鏡
    月の夜がたり
    西瓜
    影を踏まれた女
    白髪鬼
    解説−日下三蔵

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著者プロフィール

(おかもと・きどう)1872~1939
東京生まれ。幼少時から父に漢詩を、叔父に英語を学ぶ。中学卒業後、新聞、雑誌の記者として働きながら戯曲の執筆を始め、1902年、岡鬼太郎と合作した『金鯱噂高浪(こがねのしゃちほこうわさのたかなみ)』が初の上演作品となる。1911年、二代目市川左團次のために書いた『修禅寺物語』が出世作となり、以降、『鳥辺山心中』、『番町皿屋敷』など左團次のために七十数篇の戯曲を執筆する。1917年、捕物帳の嚆矢となる「半七捕物帳」を発表、1937年まで68作を書き継ぐ人気シリーズとなる。怪談にも造詣が深く、連作集『三浦老人昔話』、『青蛙堂鬼談』などは、類型を脱した新時代の怪談として評価も高い。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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