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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784480036636
感想・レビュー・書評
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俳優・歌手「松田優作」のインタビューを集めた作品『松田優作、語る』を読みました。
先日、「松田優作」の長女「ゆう姫」がバラエティ番組に出演していて、その際、「松田優作」の生前の映像が流れているのを観て、「松田優作」のことをもっと知りたくなったんですよね。
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70年代から80年代のわずか十数年の間を疾走した俳優「松田優作」。
出自、母、わが子、女性、映画への熱い思い……発言でたどる彼の全軌跡!
70年代から80年代のわずか十数年間を疾走して逝った俳優「松田優作」。
アクションスターとしてデビューした彼が、「鈴木清順」『陽炎座』を経て『家族ゲーム』で「森田芳光」と組み、ア・ホーマンス」を自ら監督し、「吉田喜重」『嵐が丘』「深作欣二」『華の乱』そして遺作『ブラック・レイン』に至るまでの軌跡。
俳優として、映画へ賭ける熱い思い、そして、生いたち、家族、女性への思いを語り明かす…。
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1995年(平成7年)に『優作トーク』という題名で刊行された作品の文庫化作品… 1977年(昭和52年)10月から、1988年(昭和63年)10月に『キネマ旬報』をはじめとした雑誌等に発表された「松田優作」のインタビューを編集した作品です。
■弾けろ185センチのスーパーマシン
■WALK&TALK 松田優作VS水谷豊
■四歳の娘が「ユウサクさん元気?」って言うんだ!
■鈴木清順症候群かげろう座談会 松田優作+大楠道代+原田芳雄
■両足を5糎(センチ)ずつ切ろうかと思った
■アナーキーな精神を持ち続ける三三歳
■アクションスターから大きく変化した
■死にたいほどおれを悩ませるのは…女ですね
■高平哲郎のたまにはゆっくり話してみたい 松田優作さん
■『探偵物語』インタビュー
■モリタ・フィーバ・イン・ニューヨーク 対談・森田芳光+松田勇作 ほか
主演映画公開のタイミングでのインタビューが多かったですね… 基本的には当時のインタビューがそのまま掲載されているので、その時代や出演映画での「松田優作」について、当時に思いを馳せながら愉しめることができましたね、、、
「松田優作」って、無口でインタビューが嫌いなイメージがあったのですが… 出演映画や映画界全体への熱い想いだけでなく、母や我が子への愛、恋や女性、人生 等々、プライベートな面も含め自然に答えていて、意外な一面を知ることができました。
約10年間に亘るインタビューが時系列に並べられているので、「松田優作」の自らの言葉で表現されいる、精神的な充実や成長、映画に関する価値観の変化等が手に取るように感じられました、、、
印象的だったのは前妻「美智子」、娘「紗綾」と決別し、「熊谷美由紀」と一緒になったころ、
「いまのぼくの大部分は彼女から得たものですね。」
「いまのぼくの99%は、は彼女から得たものですね。」
という発言が何度も出てくることですね… 女優としての「熊谷美由紀」って、あまり印象にないのですが、「松田優作」へ与えた影響は大きなものがあったようです。
演じることについては、
「映像の行間を大事にしたい」
「1ミリのずれが許せない」
と発言しており、ストイックに完璧な演技を求めていたことがわかりますね… そして、私の世代には印象深い『太陽にほえろ!』への出演は、
「役者じゃなかったんですよ。
好きじゃなかったしね。
あの映画は、自分のナチュラルな生理からいえば、ほとんどいやなところだったというか、
人間関係とかね、実際に出ている役者さんなんかもね、ほとんど嫌いでしたからね。」
と一刀両断でしたね… 「ジーパン刑事」、好きだったけどなー。
映画監督や脚本家、俳優等、映画関係者に対する好き/嫌いがはっきりしていたようですが、、、
そんな中で「向田邦子」との出会いや、「向田邦子」作品の『春が来た』に出演したことが、演技における日常部分を発見につながり、「松田優作」の演技や演出に新境地を開かせたというのも印象的でしたね… 「向田邦子」って、色んな人物に影響を与えていたんですね。
二人とも、早逝されたのが残念です… 二人がコラボした作品、もっと観たかったですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
探偵物語をモチーフとしたカフェ工藤珈琲事務所に触発されて手に取った一冊。インタビュー集だから、内容が重複する点は致し方ないが、生に近い松田優作の声を聴くことができる。これを読んで「探偵物語」「ブラック・レイン」「ア・ホーマンス」をたまらなく観たくなり、レンタルしてきてしまう。「ア・ホーマンス」の独特のサウンドトラックはぜひ手元に置きたいと思った。/「おれは若い人に、自分のなかの変化と重ね合わせて映画を見てもらいたいんだ(略)。劇場のあの暗がりのなかに入ったら、自分の過去や未来がいろんなかたちで浮かんでくる。そんな世界があるってこと、知ってほしいですね。p.109/「ハリウッドも日本の映画もなにも変わらない。ただ違うのは映画に対する尊敬の念だ」p.362
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ドキドキじわじわ・・・(涙)
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